『厨房のありす』第5話

前回の引きが「火事は事故ではなく、公になって困るのは心護のほう」で、今回の引きが倖生の父親である「晃生を殺したのは僕だ」って、シリアス背負いすぎだろう心護ちゃん!。

そして倖生はやっぱりなにがしかの目的を抱いてありすと心護父娘に「近づいた」ということのようですが、ありすのことを好きになってることについて苦しんでる様子はないので、その目的は悪感情に基づくものではなさそうでホッとしている。

で、心護が好いた相手が倖生の父親である晃生で、同性同士でも子供を持つことができるかもしれない未来を語っていたものの、親の勧める人と結婚してしまったと。

その相手がありすの母・未知子なのか!と思いかけたものの、でも蒔子が「未知子の子」として語るのはありすのことのみだし、未知子が死んだのは25年前で倖生は24歳設定らしいんで、倖生が未知子の子ではないことは間違いないだろう。
結婚相手の素性が明かされていない男Aと女Bがいたならば、実はAとBが結婚してましたとなるのがドラマだと思うんだけど、でもそれはこのドラマには当てはまらない・・・かなー。
だって晃生と未知子の間に生まれた子がありすならば(自閉スペクトラム症であっても)心護が引き取って育てると決意しても心情的に理解も納得もできるけど、でも倖生が晃生の子であるならば未知子の死後ありすを育てることなく別の女性との間に子供(倖生)を作りましたってことになっちゃうもんな。

ていうか倖生は親が「犯罪者」だってんで理不尽な目に遭ってきての今だと前回描写されたけど、その犯罪者が晃生ってことになる・・・んだろうな。
ここで冒頭のシリアス背負いすぎです心護ちゃんに戻るけど、未知子が亡くなった火事と晃生が犯した罪が繋がるのかな。

圭介さんが明里ちゃんのことを好きなのか見極めるためのドタバタからの恋心を理解したありすの言動は微笑ましいし、なによりこれはとてもいい渡辺大知なんだけど、保育園での保護者会ではそれなりに若く見えたけど竹財輝之助と並ぶと南朋さんの若作りはさすがにキツイなw。