『厨房のありす』第6話

晃生が犯したのは横領っぽいけど(だから財布がなくなったときに「犯罪者の息子」である倖生が真っ先に疑われたのか)、そこは「実は横領してたのは五條誠士」となるとして(そういうことなら演者が萩原聖人であることに納得するので)、心護の「晃生を殺したのは僕だ」はどういう意味なんだろう。横領などしていないという晃生を信じてやれなかった的なことだろうか。
ていうか晃生はなんで死んだんだっけ?。蒔子が見てた人事資料には退職の理由が「死亡等」となってたけど、横領犯として逮捕されたから懲戒解雇されたのではなく死亡したからってことなのか。
であれば晃生を守ってやることができなかったという意味合いかな。そうであってほしい。

一方、ありすの倖生への恋心を認めない心護ちゃんってのはなんなんだろうな。
わたしには「倖生くんはダメだ」と言ってるように聞こえるんだけど、それはありすと倖生はともに晃生の子なのではないか?という可能性が捨てきれないからそう聞こえてしまうんであって、単に「親バカ感情」によるもの、つまり「ありすは誰にもやらん!」ということであってほしい。
そうじゃないと今回のラストで想いを伝えあったありすと倖生がかわいそうだもん。
ていうかそういうことなら倖生が晃生の子供であることを口に出して確認しあったところで「ありすは君の姉だ」と言うよな。それをありすと倖生に「隠さなければならない理由」があるってんでもなければ。


しかしありすの店のシステム的に、常時一見さんで満席の状態でそれぞれに合った料理を個別に作るのは「無理」だろう。まあやってのけたんだけど。
自分の投稿が「そんな状況」を招いてしまうとは一ミリも考えなかったんだろうけど、店のシステムもありすがASDであることも知ってるだろうに考えなしに脳内お花畑な投稿をする明里ちゃんにこういう人間っているよな・・・と真顔になりましたわ。「ご迷惑でした?」じゃねーよ。

それで言うと、単に「嫉妬心」での発言だろうに(こういう女は相手が「普通」であったとしても粗さがししてなんかしら悪口言うだろ)、和紗だけでなく野村くんと山口くんにまで「無自覚な差別主義者」だと言われてしまった松浦さんはちょっと気の毒かな。
翌日弁当を突き返しながらありすに言ったことも「恋敵」に対するソレでしょ。だから心護も怒ったり諫めたりしなかったんだろうし。