『厨房のありす』第4話

五條家におけるありすの立ち位置、ありすがおびえる火事の記憶の事情、倖生の背景、どれも予想してたのと違っててちょっとびっくり。

そしてありすが倖生にあっという間に心を開いたのは二人の間に血縁関係があるからなのではと予想してたんだけど、普通に恋愛感情に落ち着きそうでちょっとがっかり。

別に血縁関係を求めているのではなく、二人が思いあうのは人間的な意味でのことであってほしいと思っていたので、がっかりってのは(結果的に寄り道になるのだとしても)恋愛方面に行きそうだからってことね。
誤解の連鎖で倖生がありすに振られた形になってるのは面白かったけど。

でも倖生の背景についてはおおむね納得。そういう背景があってのこれまでの言動なんだなと、もろもろ腑に落ちました。

でもありすの母親が蒔子だろうがその妹だろうが、ありすを引き取り育てる心護がこうまで強く五條製薬に敵意を向ける理由は今回判明した過去の事情だけではまだわからないなーと思ってたら、ありすの母であり蒔子の妹である未知子が死んだ火事が「事故ではない」らしく、しかもそのことが「公になって困るのは心護のほう」だってんでそこに敵意の理由でありありすを引き取り育てることになった理由がありそうだよね。
「厨房のありす」なんてタイトルのドラマで殺人なんて要素は出てこないと思うけど、普段はほんわかしてる心護ちゃんが五條のこととなると般若と化すわけだから、それなりの秘密があるのだろう・・・というか、そこに萩原聖人がいるせいで不穏な感じがしてしまう・・・。