『Get Ready!』第5話

ジョーカーとエースの「出会い」を描く回でしたが、いやいやちょっと待てと、エースの「ゲッレディ・・・・!」で起動するオペマシーンを中心にケーキ屋の地下にある『アジト』の装備を揃えたのはジョーカーなんかい!!w。
アジトの端末は天才ハッカースペードの希望に従って揃え、スタイリッシュアジトはクイーンのセンスで、そして天才外科医エースの要望に全て応えたのがあのオペ室なんだと思ってたのに「すべてジョーカーが整えてくれました」であったとは、5話まで見続けて最大のビックリなんですけど!!w。

国際弁護士がどれほど稼げんのかしらんけど、上物が店舗でその地下にあれだけのスペースを有する地下室がある物件を探すのは恨んだ人間に刺されるぐらいだし精錬潔癖な弁護士というわけではないのでしょうからそれこそ裏社会のマフィア(笑)あたりの伝手でってことで納得できるとしても、その上これだけの装備一式揃えるとなれば軽く片手(単位:億)はいくだろうけどそれをポケットマネーで賄えちゃったということはそれだけあくどいことをやってました、と解釈していいのだろうか。

で、エースに命を救ってもらったことで天啓を受けちゃったジョーカーは自分と同じように手の施しようがないと言われてしまった患者を救う「交渉人」となりましたってなことなんだろうけど、でもこの人息子を裏口入学するために2億払おうとしてたんだよね・・・(笑)。
チームの人件費とアジトの維持費用といった「経費」が例えば1件のオペで5千万必要だとして、であれば費用は5千万の固定としたっていいだろうけど、相手の懐事情によって10億とか吹っ掛けてることもあるわけで(その代わり今回の高橋光臣なんかは必要経費に満たない額しか請求されてないのでしょうが)、2億払えるぐらいには初期費用が回収できてますってことでしょ?。やっぱやり手だよなこの人w。

そして橋の下で腹を刺されて「こんなことで死ぬのか」と自嘲する様は実に『藤原竜也』であった。だいすき。

二人の出会いであり仮面ドクターズ結成の理由となったジョーカーの手術と今回のゲスト手術をシンクロさせる演出は、同じ病をエースに救ってもらったもののジョーカーは家族に財布扱いされ続け、光臣は健気に妻を支え続けると、「回復後の人生」は人それぞれということであり、AIオペマシーンやスーパーオペ看の存在がなくとも単身でやってのけるエースの「腕」の証明と、今のエースには最高の「武器」があることを描く意味では悪くなかったけど、光臣の事情があまりにも重すぎてだな・・・。
若年性アルツハイマー(さすがのトンデモ医療ドラマでもアルツハイマーを「治す」ことは無理か)の妻を残して死ねるのか?的なことを言われてたけど、自分で命を絶つつもりとかでなくマトモな医療では治療ができない病で余命云々って話なら、死なせてやったほうがいいのではないかとすら思ってしまったわけですが(世話をする夫が死んだということになれば専門の施設に入れるとか、妻に対する福祉の手がどこからか差し伸べられるだろうし、というかそう思いたいし)、せめてどうかオペ費用として自宅を売った、なんてことではありませんように。