『Get Ready!』第4話

1.2話は日本の技術を守るためとか地方医療の質向上といった“日本の未来のため”に生きることを自覚させる=生きる価値(をエースが認める)という、云わばマクロの話だったものが3.4話は娘の復讐のためとか才能のためといった“個人”の話、マクロに対するミクロの話になってるのはドラマ全体の流れを作るための意図的な構成なのでしょうが、その意図が道筋として見えないのはわたしの理解力の問題だろうか。

今回単体で言えば生きる「価値」というより生きる「意味」の話であり、エースの判断、仮面ドクターズの関わり方を含め「なんのために生きるのか」というテーマを受け取ったし、美村里江が演じたゲスト患者と「自分で選択すること」というフックで繋いでのクイーンの過去・背景の掘り下げ方も、患者に対するクイーンの関わり方も、あくまでも「患者の話」のなかで程よいバランスで描かれていて(いやエースは整形手術もできるんかい!ではあったけどw)、後味含めてこれまでで一番良かった、というか、最初からこの感じで作ればよかったのではないか?

と思いかけたんだけど、でもこの感じであればエースの「ゲッレディ・・・!」からのオペマシーンがウイーンと起動するあのギミックとは世界観的にマッチしなさすぎるんでw、やはり最初の1.2話はアレじゃなければならなかったんだろうと納得しましたw。
とすると、1.2話は「仮面ドクターズ」という設定の外連味を受け入れさせるための下準備期間で、3話からが「本編」だったりするのかな?。そういう意図というか構成だということならば重ねて納得。

って、彫刻家の恋人って青柳翔だったんか・・・。
なんか見たことあるような気がするけど誰だろう?と思ってはいましたが、ちょっと増量しすぎではないか・・・?。