『Get Ready!』第7話

チーム内で「スペード」と呼ばれるハッカー・白瀬の友人であるJKが今回の患者ということで、スペードの掘り下げ回ではありましたが、祖母ちゃんに育てられ高校に1年遅れて入学したものの(祖母ちゃんのためといいつつなぜ1年遅れて入学することになったのか、高校に進学したくなかった(するつもりはなかった)ならばなぜなのか、そこを描くことなく)祖母ちゃんの死後中退し、今は仮面ドクターズで天才ハッカーやってますって、いやこちとらが知りたいのは“祖母ちゃんっ子の白ちゃん”がどうやって警察が舌を巻くほどのハッキング技術を習得し、ジョーカーとどうやって出会いどんな言葉で勧誘されてチームに加わったのかなのだが?

と思いかけたけど、こちとらが知りたいのはと言ったもののちょっと考えたら別に知りたいわけでもないというか、どうでもよかったですw。
友人に利用されていたことを知らされたスペードの肩をすれ違い様にポンと叩きつつの「ゲッレディ」以外はどうでもいいw。


今回は患者本人に「生きる価値」を問うことはできず、虐めをでっちあげて「治療費」を工面しようとした二人の友人たちも手術してくれと頼むことしかできず、じゃあエースは誰の意志を確認したのかと言えばそれはスペードということになるんだろうけど、白瀬くんが「俺が守る」と言った夏美は命を救われ回復するや否や自分を虐めた相手である教師を刺しました

・・・というバッドエンドに3話(杉本哲太の患者回)を思い出し、4話(美村里江の患者回)に続いて「お!これはいいかも!」となったのに、「軽傷で済んだ」でガッカリです。

まあ、夏美は自分の命を使って「教師のいじめ」を告発しようとしたわけで、いじめ教師が不倫してる理事長が高額の手術費用を払ったことと引き換えに口を噤むなどと「夏美」は言ってないわけで、校内で生徒が教師を刺したとなればさすがにそれを隠蔽することはできないだろうからこれで「動機」は世間の知るところになる=本来の目的を達したということになろうわけで、だから教師を殺す必要などないし(そこまでやることはないし)、自分を助けるために動いてくれた二人の友人やボロボロになってもバッグを買い替えることなく遅くまで働き自分を育ててくれている母親のためにもこの程度で留めておくのが妥当なセンだし、白瀬くんが「夏美を守る」のはむしろこれからだ(エースはそこまで見通してた)、ということなのでしょうが、まあ日和ったなと。