『ブラッシュアップライフ』第5話

東京まで車で2時間程度って言ってたから電車だったら1時間半か2時間半か(乗り換え待機時間を含め交通の便によって車のほうが早い場合と時間が掛かる場合があるのが田舎よりの首都圏のイメージ)ってなところだと思うんだけど、テレビ局のプロデューサーなんて激務中の激務っぽいのによくそんなに何度も地元に帰れるなとしか思わなかった、今回は。
前回の感想でも書いたけど「玲奈ちゃんの不倫を止める(2回目)」を見せられてもそんなに面白くないのよ。
特に玲奈ちゃんは1回目のガンギレが破壊力あり過ぎただけに、夢庵で待機する麻美を見せられてる時間とかハッキリ言ってつまらなかったし。

そもそも2周目で積んだと思ってる「徳」を3周目でも同様に積まなきゃならないってことでもなくない?。お祖父ちゃんのことはまあ救ってやれよと思うけど(でも偶然友達が便秘薬を飲んでくれたから“思い出す”ことができたけどそれがなかったら忘れてたかもしれないみたいだけど・・・)、ここまでして「不倫」を事前に阻止する必要があるのか?ていうか不倫を止めることは「徳」なのか?と思うし。

今回プロデューサーとして「ブラッシュアップライフ」というタイトルで企画したドラマの打ち合わせと称して、人生やり直せるならノーベル賞取るとか大勢の人を救うとか、もっと派手な話にしたほうがいいとかなんとか劇中人物に言わせてて、そこに(視聴者に対して)そういう「ツッコミ」はいりませんよと、そういう“ありがち”な話ではなくあえて「こういう話」にしてんですよというメッセージというか、プライド?みたいなものを感じて、不倫を止めるのは徳か?問題も(不倫で人生終了する昨今の風潮を踏まえて)(てかあの流れあのタイミングで「結婚指輪を外す」男は徳云々抜きにして人生終わっちまえ)そこに含まれるのかなーなんてことをぼんやりと思ったりはしたんだけど、とにかくまあ麻美は「そう思ってる」ってことなんだろうし、自分にとってはかつての同僚だけど相手からすればほぼほぼ見ず知らずなのに強引に車に乗り込み「玲奈ちゃんに手を出すな。出したら許さん」と一方的に圧力かけるようなことができるのは「人生3周目」であり「テレビ局でバリバリ働いている成果(良くも悪くも)」なのだろうってなことでいいけどさ、単純に「3周目、つまらんよね」とは思う(それは結局のところ『地味な人生』を3度も繰り返せばつまらなくもなりますよ、ということだったりするのだろうか?)。でも仲村トオルはかわいい。

どうやら4周目があるみたいなんで、前回と今回は4周目に向けて布石を置いてるターンってことで、引き続き期待はしてます(ふくちゃんまさかの俳優として花開く展開はものすごく楽しみw)。