妻夫木聡と藤原竜也が「エース」と「ジョーカー」というコードネームでガッツリ共演するというだけでコンマ0.0000002秒で「見る!!!!!」となったけど、妻夫木聡と藤原竜也が共演してるということ以外なにもない(と言い切ってしまうわ)初回に呆然です・・・。
ていうか竜也「交渉」できてなくない?。
伊武雅刀の副総理(最近総理でなく副総理という設定が多いように思うんだけど、なんかの忖度働いてる感じです?)も池松壮亮の投資会社社長も、自分たちなら手術できますけどやりますか?と話を持ち掛けるだけで、他の三人が有能なだけにジョーカーさんだけ「普通の人」感がすごいんだけどいいのかこれ?。
ていうかまって?オペするかしないかを決める権利はエースにある(エースにしかない)ってなことだし、仮面ドクターの噂を聞いた患者がなんらかのアクションを起こすと交渉人がやってくるってんでなく交渉人が“患者候補”を見つけてたし、ジョーカーが『交渉』する相手は患者ではなくエース、ということなのか?
普通に考えてエースは藤原竜也のほうがニンだし、妻夫木聡がジョーカーだったらエースに振り回されつつ患者と仮面ドクターズを結ぶ“視聴者目線”ポジションにすんなり座れるだろうに(これはいつ見てもなんか食べながら食っちゃべってるだけの暇そうな千代田医科大学附属病院の医師たちが視聴者目線なのかもだけど)、そこをあえて逆にしたところがこの企画の肝なのでしょうが藤原竜也だったらネタになるだろうけどアップで「Get Ready!」って言う妻夫木聡は恥ずかしすぎる。
麻酔医いらずのハイテク装備なのはいいけどなんでそんなに電飾ピカピカしてんの?な手術室や目がチカチカする白一色のアジトは外連味あってイイし、患者の前に姿を現すときに蛍光マスクつけてるのは顔を見せない目的もあるけどホログラムだからなのかと思ったら、町工場でぶっ倒れた池松社長を運ぶときも蛍光マスクで現れてて、いや普通に人前に姿を見せるつもりがあるならその無駄に目立つ蛍光マスクじゃなくて普通に目隠し帽でもええやろw(現にクイーンとスペード以外の運搬員は蛍光マスク付けてないわけだし)ってなあたりは嫌いじゃないんだけど(でも占い師はアカン・・・金をむしり取られる藤原竜也が面白いのは最初の1回だけだから次回以降は何事もなかったかのように占い師の存在を消すことを薦める)、その空間・その設定に妻夫木聡のオーラが負けてんのよ。こういうのは藤原竜也に任せておけばなんとかなるのに、今回はホリプロが判断を誤ったと言わざるを得ない。とは言え最後まで見るけど。藤原竜也好きとしてそれは義務。