『警視庁アウトサイダー』

「なにが」とか「どこが」とか具体的な指摘はまだできない感じなんだけど、でもなんか違和感・・・ってわけでもない座り心地の悪さを覚えるのはなんなんだろう・・・と思いながら初回を見終えるところでわかった。これ木村ひさし案件なんだな。じゃあこのなんか気持ちの悪い感じは意図的なやつだ。なるほど納得。
そこは納得ではあるんだけど、でもこの枠と、その目的を含め濱田岳演じる「蓮見光輔」という男は「何者なのか?」という縦軸(になるのだろう)に、果たして木村ひさし演出が嵌るだろうか?と思う初回であった。初回終了時点では2:8ぐらいで嵌らなそうな感じだけど(木村ひさしのおかげでオカダカズチカが嫌いになりました)。

ていうか「シェフは名探偵」はよかったけどこの設定このキャラ、そしてもう一度言うけどこの枠で西島&濱田コンビはどうなんだろうなーと。それこそ前クールの中井貴一岡田将生だったらいい意味でサラっと見られそうだけど、西島さんのコメディセンスと濱田岳のアクの強さが悪い意味で引っかかりそう。金曜ナイトドラマだったらいいんだけど。

1話完結の事件も人情話にならないなら(これはむしろわたし的には好みだけど)「BORDER」ってこの枠でしたっけ?あれぐらいゴリゴリのシリアスで作ったほうがよさそうなのにと思いつつ、おそらくさして出番はなさそうだけど福士誠治長田成哉にスポット的でいいから美味しい見せ場がありますようにと願ってとりあえず様子見。