『silent』第2話

好んで「見たい」と思うタイプの作品(内容)ではないけど、メインの二人それぞれの現在の交際相手がわたしのなかでは闇属性の引き出しにいるひとたちであり、闇属性の王である風間俊介がなんだかわからんポジションで出演してると、ドラマ好きとしてのわたしは「そこ」に注目と期待をしているのですが、早速鈴鹿央士の湊斗が走りだしてくれてホクホク!。

同棲予定の恋人の様子がおかしいってんで駆け付けて「コーヒーとココアどっちがいい?」と聞いて「コンポタ・・・」と答えられたらニッコリ笑って「コンポタもあるよ」と出してくるとか怖っ!!!。
持ってるなら最初から「コーヒーとココアとコンポタのどれがいい?」って聞けよと。つーかこのひと「おしるこ」も持ってるに違いないでしょ。こわっ。こーわっ!。
ハンバーグの注文のときも紬に「決めさせてる」ようでいて選択肢を「与えてる」し、一事が万事こんな感じなんだとしたらこれはもう相手をコントロールしてるようなものじゃん。
恋人が誰と会ったのかを知っていながらスカートが新しいと言うのも圧かけてるようにしか聞こえない。

妹の誤解に乗っかる形で「想の耳が聴こえない」ことを知り、紬にそれを言わなかったのは「動揺させたくなかったから」と言うけど、紬が知ったことを知るや否や想が全ての繋がりを「断った」ことを知っていながら友達に話しちゃうとか引くわー。まあそれは紬に対してもだけど。

でも紬は偶然出会って佐倉くん本人から聴力を失ったことを聞かされたわけだし、見ていた限りではそれを口止めされたというわけでもなさそうなんで、これまでもいろいろ相談やらなにやらしてた女友達に話しちゃうのはまあわからんでもない。紬って「そういうタイプ」の女って感じだし。
でも湊斗は違うじゃん。繰り返すけど妹のポカで知っちゃったわけじゃん。それを高校の友達、つまり想にとっても(かつての)友達に話すのはアカンでしょ。
しかも話の流れからして「紬と想が再会しちゃったどうしよう」ってな主旨でしょこれ。そんで「相手障がい者だからさすがに元サヤとかないっしょ」と言われて「今手話教室に行ってんだよね。しかもその教室俺が教えた」って、え?なにお前なんて言ってほしくて友達にそんな話してんの?としか(てかこの友達たぶん他の人に話すじゃん。紬が手話教室通っててそれ紹介したの湊斗なんだってってところまでセットで喋るだろ)。
次回の予告で「なんで話してくれなかったんだよ!」って湊斗が想を責めてる?シーンがあったけど、友達にペラっといて何言ってんだとしか思えん。

つまりいきなり鈴鹿央士が期待に応えてくれてホクホクです。

あとはまあ、耳が聴こえなくなることを教えて悲しませたくなかった(から好きなひとができたと嘘をついた)と言いつつ、耳のことを知られてしまったら「会って話したい」と言われてホイホイ出向く佐倉くんもチョロいっすねw。
「耳が聴こえない」ことでもっとこう・・・懊悩するんだと思ってたんですよ。一方的にフラれた「ほんとうの理由」を知った紬も、悲しませたくないから嘘をついて関係を断ったのに「知られてしまった」想も。
それなのに「音楽好きの方」だから高価なイヤホンを返さないとという“理由”があってのことならともかくなんの理由もないのにまた会ってて手話で会話までしちゃってて、初回のあのラストシーンはなんだったのかと。

とか思ってたら二人が一緒にいるところを湊斗が目撃で修羅場展開に突入ですか。夏帆の参戦が楽しみです。


でさあ、スマホに文字を打ち込んで差しだすときの「首をちょっと傾けながら涙目でほほ笑む佐倉くん」最高に顔が良いですよね。
泣きだしそうなのにひっしで笑顔を作ろうとしてる佐倉くんの顔がすこぶる良いのでわたしは今週も満足です。