奈々に対して「自分は8年間佐倉くんに毎日笑って過ごしてほしいと願うことしかできなかったけど、佐倉くんの8年に奈々さんがいてくれてよかった。今の佐倉くんがいるのは奈々さんのおかげ。佐倉くんが一番そう思ってる。ありがとうございました。以上です。質問あるならどうぞ」などとゴリゴリの上からマウントかます紬にこの女マジでこういう性根なんだなと思ったり、「振らなくていい。振ったら悪者みたいになっちゃうから」「想くんが好きな本だから好きなふりしてた」とかいいつつ“想くんに返す本のなかに1冊紛れてた自分の本”で“恥ずかしいから見ないでと顔を隠す”奈々にこの女やっぱり計算あざといな(なんなら自分の本を紛れ込ませてたのもわざとだろ?)と思ったりと、そこいらへんの『想を巡る女の戦い・駆け引き』はまあ好きか嫌いかと言われたら「大好きw」なんですけども、基本三角関係とか興味がないんで(あ、でも紬は想に「だいじょうぶ水とかかけられてないから」と言い、奈々も想に「水をかける」ジェスチャーをして見せたのは、やっぱ三角関係の修羅場と言えばぶっかけだよな!と笑ったわw。あの流れで奈々ではなく自分を追いかけてきてくれた想に「水かけられてないから」と言う紬はほんとイイ性格してるよなw)(あとなんだかんだで「俺は想に名前を呼ばれたけど、呼ばれなくても気にすんなよw」とナチュラルに煽りマウントきめる湊斗にも笑ったw)いつものように「目黒蓮、顔が良い」と思うだけの時間であった。
あの図書館のシーンとかYABAIなマジで。奈々フィルターもあいまってすこぶる顔が良い。
耳が聴こえないことを察することができない子供に対してどうするのかとハラハラさせて、次の瞬間抱き上げたのには「トゥンク・・・ッ!」となった。なるだろこれは。
前回「奈々が見る夢」をあの流れでああいう形で見せられて、今回想も同じような夢を見ていたことがわかり(それを想から聞かされて)、しかも「自分とは違う中途失聴者」だから『自分の声が夢のなかで聴こえてる』なんて言われちゃったら必死で諦めようと思っても諦められなくない?より好きになっちゃわない??と、以前紬が想のことを「欲しい言葉をくれるひと」だと言ってたけど、『こういうところ』なんだろうなーと(でも二人とも想が薦める本は面白さが理解できないんだよな)、どんだけ罪作りなんだよこの男・・・と呆れながらもとにかく顔が良い。
この作品は目じりを下げた切な顔か辛気臭い顔してるか、あとはちょい首かしげてキョトン顔してることが多いんで、子供に向けた笑顔とかこのシーンでの笑顔とか、笑顔の破壊力がエグイ。
とはいえ気になるのは断然奈々と春尾の「久しぶり」なのよ。
言葉を紡ぐ両手を塞がれた状態で「好き」と言ってしまって聞こえてないからノーカンという紬を聞こえなくても伝わってるとばかりに抱きしめる想はどうでもいい勝手にやってて。
春尾はびっくりした顔で「久しぶり」と言ってるけど、奈々はそうでもない感じに見えた。びっくりしすぎてかえって冷静になってるってことはあるかもだけど。
そもそもなんで奈々が「紬が通う手話教室」の前にいるかって話だよな。図書館のシーンで、まだ好きだとしても想への気持ちに区切りはつけただろうわけで、この期に及んで紬絡みでなんらかの行動に出る必要はないだろう。それならなぜ手話教室の看板を見てたのか。
ここにどんな理由が用意されているのか、期待半分不安半分だし、いよいよ風間俊介のターンがやってくるかと思うと震えるわー!。