『TOKYO MER~走る救急救命室~』第7話

馬場徹さんがこの回から出演されると知りとても楽しみにしてましたが、ほうほう今回は肉体派の公安デカで稲森いずみの犬(ムチムチの)ですか。ほうほう。
そういうことならもっとガチめの拷問でお願いしたいところですが、この時間だし椅子を蹴ったり髪の毛むんずと掴むぐらいで我慢してやりますよ。
ていうかここで周囲の耳を意識して相手の母国語で脅し甚振り拷問できれば役として超カッコいいところですが、そういうことなら眼鏡がいいし、ばーちょんはほんと汎用性が高くてバイプレイヤーとして着々と成長してるよなー。

外国語といえば喜多見先生が流暢な英語で診察してまして、鈴木亮平の能力フル発動な展開にときめきを抑えられませんが、役的にという意味でも役職的にという意味でもペラペラそうな音羽先生が語学ダメっぽくってそれはそれでアリです。

で、当初から予想していた通り喜多見の「空白の1年」はテロ組織と関係していたことのようですが、喜多見と繋がっていると目されている国際的テロリストが城田かー。
鈴木亮平に対するガタイと英語が喋れるという点については異論はないけど、ここまでで造り上げた喜多見という人物の「リアリティ」(注:ドラマのリアリティではなく喜多見というキャラクター単体でのリアリティね)に対してコンクリート打ちっぱなしのオサレ空間で観葉植物に水をやる白シャツの城田優ってのはただでさえ“テロリスト”という「またか」要素に加えてファンタジー感、そしてナルシスト感が強すぎてこれまでの空気を変えてしまいそうな気がして結構不安。

不法労働者とテロリストを「外国人」として雑にまとめて扱ってる(描いてる)うえに、それに対する政治家、ひいては国(家権力)を「悪(者)」として描いているのも単純だなーと思ってしまうのだけど、「元医療技官」であることが明らかとなり、赤塚都知事との間で“敵意”ではない会話があったことで白金大臣が最後の最後で“こちらに付く”可能性が見えてきたわけで、白金大臣の心変わりひとつでもってそれまでの悪行がチャラになってしまうのだとしたらきっと興ざめしてしまうだろうけど、国との力関係(指揮系統)云々はさておき馬場さんがデレるならそれだけで満足できちゃう自信がアリマス!w。