『TOKYO MER~走る救急救命室~』第8話

喜多見の話が100%「本当」だという確証はないけど、でもまあ“あの状況下で”“喜多見が”“MERの仲間に”云わなければならないことを省いた(まだ隠していることがある)ってことは考えにくいので、

治療した患者がテロリストで、そうと知っても患者の容体を優先してその存在を隠したが、バレてアメリカで投獄されていた

ってのが喜多見の「空白の1年の真相」で間違いないとしていいと思うのだけど、だとしたら「その程度の過去か」感は否めないかなー。
アメリカや日本の公安にとっては「その程度」なんかじゃないのだとしても、実際テロリストから喜多見にコンタクトを取ってきた(そしてそれを喜多見が現時点で誰にも話していない)という事実があるとしても、喜多見の言うことを信じる視聴者目線的にはそれがテロリストであろうが目の前の患者は救うのが喜多見という医者であり人間なのだと解ってるから、言ってしまえば「ただそれだけのこと」であってそこにそれ以上余計なものがくっついてると考える理由がないもの。

だからこの先の展開としてはこれまでは秘密裡に監視していた公安が堂々と姿を見せて喜多見をマークするようになり、そしてその指揮官である稲森いずみが「喜多見はクロ」だと断定したことでどういう形であれ喜多見の過去は明るみに出てしまうだろうわけで、となれば虚偽の報告をした赤羽先生だってタダでは済まないであろうわけで(でもこっちはどうとでも言い逃れできそうだけど)、さらにMERの防波堤になってくれている赤塚都知事の心臓がヤバそうで、その赤塚知事には視聴者にすら明かしていない「MERを創った『真の目的』」があるわけで・・・ってなことを全てひっくるめて『MER存続の危機』ってな話になっていくのでしょうが、とりあえず白金大臣が机にしまい込んでいた「黒革のファイル」は喜多見=MERではなく文珍を引きずり下ろすカードと予想。確実に「うおおおおおお!」ってなるヤツ(笑)。


あとは完全にデレた音羽先生に代わるツンポジションが必要だし、馬場さんは嫌がらせという名目で毎回MERに顔を出し、なんやかんや交流するうちに(喜多見先生VS馬場さんの懸垂対決とかー!)MERに情が移っちゃっていざってときに上司の命に背きMER側に立ってしまうという特大デレをキメよう。馬場さんならできる!。