『TOKYO MER~走る救急救命室~』第9話

せっかくのキャナメ千住隊長回にウッハウハのムッハムハだったのに(千住隊長がどんな形で喜多見チーフに恩返しするのか期待値MAXまで上げておくわよ!!)、恋愛脳の妹のせいでこれまで積み上げてきたものが一瞬で崩れた感だわー。
「お兄ちゃんの秘密」よりも「狙ってる男の保身」を優先するとかマジないわー。
ああいう話を持ち掛けられたとして、まず音羽先生に、それが(心理的に)無理ならせめてお兄ちゃんに音羽先生がピンチらしいので助けるためにお兄ちゃんのことを話してもいいか、と確認しろよと。
いくらお兄ちゃんに「なにかあったら音羽先生の味方になってやれ」と言われたからといってさすがにこれは馬鹿すぎる。

としか思えんのだが、放送局で長寿番組のメインMCやってる人間にこんなアホな役回りをさせるとも思えないので、涼香が喋っちゃった!・・・と思わせて別ルートってことになるだろうと予想するけど(となると本命は公安かな?。喜多見がつるし上げ喰らうようなことになれば椿が接触してくるだろうと見越して、とか。椿の仕業ってことも可能性としてなくはないだろうけど、MERのリーダーがテロ組織と関わっている疑惑で世間を騒がせることが椿にとってなんらかのメリットになるってことはちょっと考え難いかな。あ、でもやろうとしてることがウイルステロならばMERを稼働不能にさせることで救命能力を下げる=テロの効果を上げることはできるか)、でもそもそも子供相手の仕事をしてる最中に音羽先生を見かけたからといって職務放棄して追いかけてる時点でマジ恋愛脳であることは間違いないので(お菓子作って持ってくるのも最初は「お礼」という名目だったのに今じゃ“音羽先生目当て”であることを隠そうともしてないしな)、もういっかい「ないわー」と言っておく。

だがしかし「好きな味はなんですか?」と聞かれてあの音量で「・・・チョコ、ですかね」と答える音羽先生にときめいてしまう気持ちはわからんでもない。そんなキャラしてチョコて!!。
でもちょっと待って?音羽先生が独身かつフリーであるかとか、そんな話って劇中で一度も出てないような気がするんだけど、こんなに“仕事のことしか考えてません。女性に興味がないわけではないですが今は必要ありません”みたいなオーラびんびん出しといて“実は妻帯者です。高校時代から付き合っている彼女と厚労省に入省したのと同時に結婚しました”なんてオチだったりして?(それはそれで妄想的にアリですw)。


で、MERのリーダーがテロ組織との繋がりを疑われているというニュースが報じられたとして、あんなに大々的に扱われて一般市民がこぞって注目するなんてことになるか?ただの医者だぞ?と思いかけたけど、それがいろいろ言われている女性都知事の“政治パフォーマンス”のために作られた組織であると思われている、都知事直轄組織のリーダーのスキャンダルとくればどんな状態になるのか容易に想像できてしまうのが今のこの国なんだよな。責任問題云々ってワイドショーからネットから国民総攻撃でぶっ叩かれるのが目に見える。