『仮面ライダーセイバー』第11章「乱れる雷、広がる暗雲。」

画面はちゃんと見てるんだけど気が付いたら倫太郎が血をブハッと吐いて大変なことになってておろろ。

街が同時に襲われてるらしいのに(しかも一般人がガチな感じで犠牲になってるっぽいのに)、父親のことで頭いっぱいの賢人はともかくカリバーとの戦いを見てるだけの倫太郎はなんなの?
なんか剣士としての活動に私情を挟むな!って怒ってるけどあなた師匠の恨みを晴らすってんで3色コンボを使えるようになるべく特訓してましたよね?それ思いっきり「私情」じゃないんですかね?
ていうか、変身解除され生身の状態で賢人がトドメ刺されそうになってるってんで変身してカリバーと賢人の間に突っ込むのはいいんだけど、仮にも「剣士」なんだから剣で受けようよ倫太郎

で、私情で動いた結果血をブハッしちゃってるわけだから、やっぱり私情で動くのはよくないってことだね?。

ここまで描かれてきた関係性的に賢人に関わろうとするのは幼馴染である飛羽真のほうが物語として自然だと思うんだけど、主人公にここで血ブハッさせるわけにはいかないから前回から唐突に飛羽真と倫太郎と賢人を「三人チーム」っぽく描いたのでしょうが、前回の感想でも書いたけど賢人と倫太郎は「ロゴスの同僚」だとしか思えないから任務の一環でのことならともかく賢人の私情に自ら首突っ込んで血ブハッとか、なんか倫太郎が愚かってなことになっちゃってない?。まあ倫太郎自身が「剣士失格ですね」って一番わかってるみたいだけど。

でもそれにしたって「組織にいるからには私情で動くな」「親が裏切り者だった俺の気持ちがお前に解るのか?」「わからない。だって俺には親がいないから。組織が親のようなものだから」というこの2号ライダー3号ライダーのやりとりを主役ライダーが知らないってどうなのよ?と思うよなぁ。それでいて「さすが飛羽真!」的な持ち上げられ方してるじゃん?。そこがわたしはどうにもこうにも気に入らない。


数話ぶりに登場したデザストさんがまたバスターと戦ってたけどそこまったく興味ないんで、たまには別の人、できればブレイズかエスパーダと戦ってほしいです。