『仮面ライダーセイバー』第10章「交わる剣と、交差する想い。」

・ソードオブロゴスにはノーザンベースの他にサウザンベースもあって、そっちでも倫太郎たちと同じく剣士たちが活動している
・そこからやってきた女が「貴方がこの戦いには必要だ」と賢人にケルベロスワンダーブックを与えた
・セイバー・ブレイズ・エスパーダが力を合わせてカリバーから奪われたライドブックを取り戻す
・三人で三色コンボ変身
・カリバーの正体は先代セイバー・上條大地であった
・上條曰く「裏切ったのは紛れもなくお前の父親(唐橋充)」
・メギドではジャオウライドブックが生み出されカリバーがそれを手にする
・飛羽真は少女と共に遊んでいたもう一人の少年が賢人であることを思い出す
・タッセルも本編に参入するらしい


今回やったことってこれぐらい?。
羅列すると多いように思うけど話が進んでるようには思えないのは全部「で?」ってなことだからかなぁ。
三人揃って三色コンボ変身とかどう考えても盛り上がりポイントだろうに、ドラマパートと連動してないから「うるせーな」ってな印象になっちゃってるし。

言いたくなければ言わなくてもいい。それでも俺たちは仲間だと言ったそばから「どういうことなんだよ賢人!?」と詰め寄る主人公とか正直ついていけない。「どういうことなんだ」ってそれ一番知りたいのが賢人だって見てわかりませんかね?と。
賢人が「幼馴染」だってことはわかるし子供の頃に物語ごっこしてた記憶もあるんだろうけど、それと記憶のなかの「あの子」が賢人であるとは考えなかった(両者を結びつけようとは思わなかった)ってなことなのでしょうが、視聴者にしてみりゃなんでそれ気づかない?としか思わんしなー。

ていうか三銃士をやりたい(それがモチーフ)のはわかるけど、飛羽真と倫太郎、飛羽真と賢人の関係性はともかく倫太郎と賢人は「ロゴスの同僚」でしかないだろうに(これまでのところそういう描かれ方しかしてないよね?)「いいチームになった」とか言われても共感できないし、ていうかバスターと剣斬どこ行ったんだよと。とはいえ両方とも出なくて全然構わないんだけど。

これから上條の目的とか賢人の父の“裏切り”の真相が明らかになっていくのでしょうが、剣士として選ばれた飛羽真はともかくなんの能力も持たないうるさいだけの一般人を受け入れてる時点で「裏切り」もなにもなくない?って話だし、平山浩行唐橋充の間にあるであろう物語に期待したいんだけど土台がそれじゃ無理だよな・・・。