『仮面ライダーセイバー』第13章「俺は、俺の、思いを貫く。」

最終決戦味があるけどまだ13話なんだよな・・・という戸惑いはさておき、剣とワンダーライドブックの力をつかい5本の柱を立て上空に5つの光の輪を描くとその中心に現実世界とワンダーワールドを繋いでひとつにする扉が開くんだね?そしてそれは「15年前」と同じことで、そのとき開いた扉に飛羽真と賢人がルナと呼ぶ少女が吸い込まれてしまったんだよね?。

で、扉が開き世界が繋がることでカリバーとストリウスたちメギドは『大いなる力』を得ようとしてるらしいけど、15年前にはその大いなる力とやらは誰かのものにならなかったの?。

ていうか「大いなる力」でなにができんの?。

ていうか、賢人が犯されてしまっているという「闇の力」てなんやねん。

この物語って「この世の全てが書かれている本」があって、その本の奪い合いをしてるってはなしじゃなかったでしたっけ?。
本を守ろうとする側であるソードオブロゴスに対し、本を奪おうとする者たちが現れて、本を巡って戦いが勃発して本がバラバラになってしまって、その争いは今もなお続いているのだと思ってここまで見てきたけど、そこに「闇」とかそういう要素ありましたっけ?。

ライダーも怪人も「ブック」というものを使って変身&生み出されていて、一応「物語」がその力の源になっているようには見えなくはないので物語が持つ「闇の力」というのならばわたしはそれ(その力)を肯定するけど、カリバーの場合はライドブックの力というより剣の性質によるものだと受け取れるんで、もう一度言うけどカリバーの剣で斬られると闇に呑まれるってなんやねんって話。

まあ現状を見るに大いなる力の発動に必要なのは「聖剣(の力)」みたいだし、闇に呑まれて消滅した賢人は(あからさまに中間フォーム・・・な)ドラゴニックナイトに斬られたカリバー(上條)が手放した闇黒剣月闇に吸収されたっぽいので本を巡る争いとは関係なく闇の力が宿った剣もあるんだよってなことっぽいけど、そういうことならそれに思いっきりぶった斬られた倫太郎は大丈夫なのかと。
倫太郎にはそもそも「闇」がないので大丈夫でーす!ってことならそれでいいけど。

それからこれが一番頭抱えちゃうことなんだけど、わたし賢人というキャラクターについて「飛羽真の幼馴染」で「父親が組織を裏切った(とされている)」という設定しかわかんないんだよ。賢人がどういう人間なのかわからないから賢人が消滅してしまうこの展開になにも思うところがないのよ。
カリバーの本体は闇黒剣月闇で、賢人父→上條とその使い手というより宿主を変えてきていて、次は賢人がカリバーになるのだと予想するけど、「で?」としか思えない。