『仮面ライダーセイバー』第15章「覚悟を超えた、その先に。」

先代炎の剣士をやめてカリバーやってた上條の「目的」が明かされたけど、仲間であり友である賢人父が裏切った15年前からそれが「ソードオブロゴスのせい」であり「組織の中に賢人父を唆した者=真の裏切り者がいる」とわかってた(そう思ってた)ってんなら15年もの間何してたん?って話だろ。
組織内にいたほうが「組織の中にいる裏切り者」を探しやすくないですかね?とわたしは思うけどってのはそれとして、(物語の中でやったことといえば)15年前の時点では子供だし「裏切り者」とは考えられない友の息子である賢人の命を奪っただけとかマジでこのオッサンの15年間はなんだったのかと。

「話してわかるものではない!」とか言ってたけど、『組織に裏切り者がいることがわかったから組織を抜けて敵であるメギドと手を組んででも「真理」を手にしてそれを暴きたい』ってことぐらい話せばわかるよねえ?。
まあ「目次録」に書かれているから『世界の終わり』は決まってるって言ってるのに「物語の結末は俺が決める」としか言わない人間には「言っても無駄」だと思う気持ちはわからなくはないけど。

でも結局ペラペラしゃべるという。
そして喋ったら喋ったで「賢人父に裏切りを唆した人物がいる」ことと「その人物はソードオブロゴスの中にいる」というのは確かなの?あなたがそう『思ってる』だけじゃなくって?とふわふわした内容でしかなかったうえに「暗黒剣暗闇をお前に託す。きっとお前の役に立つ」とか言ったそばから暗黒剣消えちゃってるし、なにがやりたいのか(なにをやらせたかったのか)わからなすぎて上條を演じた平山さんが気の毒になるわ・・・。


ところで世界が終わるのはいつなの?。メギドは世界を自分たちにとって住みよい環境にすべく「書き換え」ようとしてるんだよね?。「世界の終わり」自体をどうこうしようとしてるわけではなく、「世界の終わり」までの間を自分たちの好きなようにしたいってことだよね?(今のところ始まりの本に書かれた通りに進んでいるものを書き換えたら終わりも変わるかもしれないけどさ)。それをソードオブロゴスは阻止しようとしていると。それはわかるんだけど、そこで飛羽真が「物語の結末は俺が決める」って言うのがわかんないんだよ。

飛羽真の言う「物語の結末」というのは「世界の終わり」のことなの?。『世界の終わりは俺が決める』ってことなの?。だとしたら恐ろしいんだけど。
「世界」と「物語」が同列で扱われている(語られている)ように感じるけど、飛羽真が言う「物語の結末は俺が決める」ってのはメギドによって書き換えられそうになってる街の一部を元に戻すという結末に俺がするということであって世界の終わり云々の話ではないと解釈したいところだけど、だとしたら上條との「覚悟」とやらの話はなんだったんだ?ってことになるし、「世界は作られたもので終わりも決まってる」と言われたのに対して「賢人の最期も決まってたというのか!」と叫んでたからやっぱり飛羽真のなかで「世界」と「(個人の)物語」は同じ扱いのように聞こえるわけで、であれば飛羽真の「物語の結末は俺が決める」ってのはメギドが世界を書き換えると言ってること同じじゃない?と思うんだけど。


ていうかそんなことよりデザストさんがなぜそこ(本の中)にいるんだよってのw。
関係者全員が本の中には「カリバーとセイバーしかいない」「戻ってこれるのはどちらか一方のみ」だと思ってるなかで誰にも知られずに本に入って出てきたっぽいデザストさんを想像すると可愛いのでデザストさんだけはどうかそのままでいてください。