『麒麟がくる』第21回「決戦!桶狭間」

今年も今川は勝てませんでした・・・が、圧倒的な戦力差を前にして信長がじわじわと今川の勢力(人数)を削りとっていくのを段階を踏んで描き(小学校レベルの引き算で説明されるのにはイラっとしたけどw)、乱取りに怒り狂う義元があって、戦の駒扱いされた元康の「本日はここを一歩も動きません(床ドンッドンッ)」宣言があって(母上からの手紙でも菊丸の鬼説得でも今川を裏切るという選択ができなかった元康がこうまで潔く拒絶を示したのは「三河守」の一言が理由というか引き金あろうわけで、つまり義輝様のせいである・・・といえるわけで・・・オウ・・・)、ほぼほぼ同等となったところで奇襲をかけるという、なんでこうなった!?ではなくこれならば勝てるかもしれない、これ以外に勝つ方法はないとわたしにもそう思わせてくれる新鮮な桶狭間でだいまんぞくー!。

敦盛(1回目)がお遊戯会みたいでズコったけどw。この作品のことだから敦盛(半年ぶり2回目)で「成長」を描くためにわざとのコレだと信じてるw。

あとこのタイミングで隠し子がいたことをカミングアウトする信長な(笑)。死ぬかもしれないわけだからそりゃ言うならこのタイミングしかないってのはわかるけど、あまりにもどさくさ紛れかつその顔で「スマン・・・」とか相変わらず卑怯な男よ(笑)。

ていうかそうかぁ・・・「帰蝶は母」かぁ・・・・・・。
これまで誰も褒めてくれなかったけど帰蝶はなにをやってもいつでも褒めてくれると語ったとこでのこの発言(を聞く十兵衛のなんともいえない顔がまた・・・)に思わず「ああ・・・そういう・・・」って声が漏れてしまったわ・・・・・・。


ていうか翼!今井翼くんおーかーえーりーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!。
毛利新介に今井翼と知った瞬間から愛之助さんと翼の関係性込みですごくすごーく楽しみにしてたんだけど、まずは(護衛の山口馬木也込みで)愛之助義元の「街道一の弓取り」っぷりにテンションぶちあがり(腰が入った殺陣がカッコよかった!敵の首元を狙う義元様素敵すぎる!)、足をグサッと刺され片膝をついたところでテーブルを踏み台にして翼が飛んだあああああ!!うわああああああグッサアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!
って大笑いしちゃったわ(笑)。だって鎧つけてんのにこんなに身軽でキレッキレとか(笑)。

いやでも大河ドラマ片岡愛之助今井翼が前半最大の見せ場であり、期せずして中断前の最終回となってしまった桶狭間でガチンコアクション(これは殺陣ではなくアクションというしか)を演じるとか感極まりますわ、マジで。愛之助義元の眼に映る翼の新介とかー!(義元がどう討ち取られたのかは見せてくれなかったけど、トドメ刺すことなくうおおおおおお!と吠えたということは一撃で殺ったと確信が持てたからであろうわけで、とすれば眼球貫いて脳天ぶっ刺し・・・かな)。
このタイミングでこれだけ強烈なインパクトを残した毛利新介が、これまたこのタイミングでその存在が明らかになった奇妙丸と共に最終回か最終回前か、主人公・明智光秀によって討たれることになるなんて、今から楽しみすぎて震えるわ!。

とはいえ「今川義元、討ち取ったりー!」が2度流れるのには思わず防災無線かよと思ってしまったんですけどねw。

そんでもってそれを聞いてニヤっとする金子ノブアキがクローズとかハイローとかそれ系にしか見えなかったんですけどねw。
ていうかあっくん佐久間信盛はずっと思わせぶりな表情で映ってたけどこれどんな演出意図だったんだろう?この時点ですでに信長に対し何か含むところがあるってことなの?。これだけ“それっぽく”見せたということはまあそうなんだろうけど、ここ(桶狭間)ではまだそれをみせないほうがよかったように思うなぁ。


とまあ先が楽しみで楽しみで仕方がないというのにここで中断はほんとうに辛い。
だって予告にいた「破天荒関白」見ました!?あのワンショットだけでも本郷奏多の真骨頂感バッリバリなんですけど!!!。
滝藤さんの義昭もなんかアレだし、久秀と十兵衛もアレなシーンあったし、それはつまり義輝様のアレによるものだろうわけで、ああもうおのれコロナ!!!。