『麒麟がくる』第20回「家康への文」

お祖母様込みでの風間家康(元康)の登場とともに桶狭間への助走回といった感じでしたが、大河×蹴鞠が好物のわたし的にはユースケ義景の蹴鞠シーンに最もテンションが上がったことを書き残しておきますw。
なんやかんや理由をつけつつ浪人という身分でいることを選んだのは十兵衛自身だろうに、自分の都合でやっぱ仕官しますわと出向いたところ“たまたま”蹴鞠やってたのを見ちゃって(そんで「その話はまた今度」扱いされたからって)、あいつマジ使えねーってプンスカする十兵衛に公家と蹴鞠やるのも仕事の一環だろうが!とムカっとなったほどユースケ義景の蹴鞠はよかった。バカ殿感炸裂で(笑)。
蹴鞠も仕事の一環とは書いたもののこの人普通に遊んでるだけだよね、きっと(笑)。やっぱ蹴鞠はこうでなくっちゃ!(笑)。

自分で選んだことと言えば、母親をああいう形で「失った」信長が「16年経とうが20年経とうが母は母であり、その名前には心が動くしその言葉は胸に刺さる、それが母だ」と言って於大の方を説得するのにはなんともいえない切なさがあった。それが於大の方に伝わったのならせめてもの救い。
まあドラマ的には存外にいい演技だったというか、この瞬間のためのこれまでだったんだなと理解した岡村さん菊丸の言葉とあわせて元康の心を積極的に動かすまではいかなかった・・・?みたいだけど。

今川との戦にあたりロクな案を出せない家臣たちを尻目に「竹千代を使う」と言う帰蝶に「誰に入れ智恵された?」「まあ、察しはつくがな(ニヤリ)」な信長はカッコよかったんだけど、こんな形で十兵衛を桶狭間に関わらせてしまうとますますここで信長の家臣とならないことが理解できないよなぁ。


あとなんだっけ?。あ!にゃんこだ!愛之助さんがようやっとまともに台詞喋ったと思ったらにゃんこ抱いてるもんで、しかもにゃーにゃー言ってるかと思ったら演技も完璧だってんで東庵との腹のさぐりあいが結果として「猫」の印象しか残ってないw。