『いだてん~東京オリムピック噺~』第29回「夢のカリフォルニア」

笑ったり憤ったり時々涙ぐんだりしながら引き続き楽しみに見続けていますが、感想として残せるような、言葉で表現できるような感じじゃないんだよなあ。
田畑政治を主人公とする2部になってからの次回予告までの体感時間の短さたるや文字通り「あっという間」なんだけど、あまりにもあっという間すぎて口をはさむ余地がないというか(前回はちょっと意味が違って、塩見三省さんが演じる犬養毅の存在感と気迫に圧倒されて言葉にならないではなく言葉が出ない状態でした)。


なのでとりあえずこれだけ。

ストックホルムでは選手は四三と弥彦だけ、監督として同行したはずの大森さんは大体ゲホゲホ床に臥せっていただけ・・・であったことを思えば、ロスで選手選考を行う、つまり「出場しない人間」をもこんなにも大勢連れて行けるようになったんだなーと、四三と弥彦のときは自腹切らされたのにな・・・!と、それだけ時代が動いて変わったのだなということを強く感じました。


そんな「出場しないけど必要な存在」である“かっちゃん”を演じる斎藤工さん。

おそらく賛否でいえばほぼほぼ「否」なのではないかと思う選手村入りするときのなんちゃってミュージカル演出で、かつてギリギリダンスで観客に「たくみがんばって・・・・・・!!」と拳を握らせた工さんが健在で、なんらかわってなくって、なんだかとても嬉しかったことを書き残しておきたい。
(ていうかたくみの身体が大東兄さんと比べるとムチムチ過ぎて「選手としては終わってる」感があきらかなんだけどこれは役作りなんですよね?ね??)