怪盗と警察がルパンコレクションと呼んでいるものは元々ギャングラーが持っていた(ギャングラーの世界で作られた)もので、それをアルセーヌ・ルパンが盗み、そのままでは人間が使うことが出来ないそれをアルセーヌ・ルパンが人間でも使える用に改良したものが現在怪盗と警察がルパンレンジャーとパトレンジャーとして使用しているものであること。そしてアルセーヌ・ルパンが最初に改良に成功し、意志を持つ特別な存在がグッドストライカーであること。
それから国際警察の内部情報であるモフモフ兄の金庫が国際警察内部で管理下に置かれていることをギャングラー(デストラ)に教えたのはザミーゴであること。
今回新たに、そしてはっきりと説明されたのは以上かな。かなり重要なことが明かされたように思うのだけど、怪盗と警察がやってたのはグッディ争奪戦というドタバタコントであった(笑)。
で、デストラさんがモフ兄に自らのコレクションを渡してまで(ゴーシュの言いようからしてコレクションを与えることはそれなりに大きなことなのだろう)実験して確かめたかったのは巨大化しても金庫のなかのお宝は大きくならないってことだった・・・ということでいいの?。怪盗と警察が持っているビークルは巨大&ロボ化できるけど、ギャングラー世界で作られたお宝はゴーシュの力でも巨大化しないと、ゆえに人間が持っているものは人間の手によって改良されたものであると確認したと、そういうこと?。
それはそうと、ルパンコレクションが元々はギャングラー側のものであったとなると、ルパンレンジャーがやってることの正当性が相当失われてしまうような・・・。だってギャングラー(世界)のものをアルセーヌ・ルパンが盗んで勝手にコレクション化して、それをまたギャングラーに奪い返されたものをルパンレンジャーが取り(盗り)戻そうとしてるってことなわけでしょ?。ルパンレンジャーの目的は「大切な人を取り戻す」ことであり、そのためにルパンコレクションを集めることが必要だからやってるだけであってそれが元々誰のものでありどんな経緯があろうとどうでもいいってなところでしょうが、思った以上に捻じれ捩れしてる設定にちょっとばかり戸惑うわ。
喧嘩売られたのは警察なのにグッディ争奪戦に敗れ「おのれルパンレンジャー!」なパトレンでしたが、グッドストライカーを持っている怪盗をおびき出すために圭一郎が発案した作戦の一石二鳥っぷり、そして一度はまんまと怪盗を出し抜きグッとストライカーを手にするあたりは素晴らしかった。ロボから落とされた3号をしっかり抱きキャッチする1号素敵よ!!。
でも今回はブランコに乗るグッディだなw。ジェット噴射でブランコ遊びするグッディを初めて可愛いと思ったわw。