『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#21「敵か味方か、乗るか乗らないか」

なんだ、ノエルはルパン家の人間だってあっさり(登場人物にも視聴者にも)バラしちゃうのかー。
ていうか、ルパンレンジャーが使ってるVSビークルはルパン家由来のもので、パトレンジャーが使ってるのはそれをもとにノエルが作ったものであり、ビークル含めノエルのうっかりにより国際警察に流れてしまったものだってな話だけど、印象としてはパトレンジャーがルパンレンジャーのおこぼれに与ってる感じでパトレン派としてはかなり複雑な気分です・・・。
まぁ胡散臭さの塊みたいなノエルの話だからぜんぶがぜんぶ信じられるわけじゃないし、だから魁利たちも当面のスタンスとしては「利用する」という判断なのでしょうが、そもそもノエルが国際警察に捜査官として潜入した理由は警察とギャングラーの繋がりを調べるためだってなこともあるし、それらなにもかもは全てノエルが意図的にしたことでありそれにはアッと驚く理由であり真実があったのです!!・・・ってな展開になるならいいけど(そうなることを願ってるけど)、ただでさえ怪盗寄りのこれまでなのに追加戦士も怪盗側とかますます警察の扱いが軽くなってしまうのではないかと心配・・・・・・。
とか思ったけど、提案した作戦にルパンレンジャーが「乗った」ことで信用されるまではいかずとも同僚として受け入れてもらえたノエルと圭一郎の握りあい(笑)で、本筋というかルパンコレクションを巡る謎には直接関係することがないとしても(国際警察がギャングラーと繋がってる線はあるけど、それがヒルトップ管理官でもない限り実働部隊であるパトレンジャーが“当事者”になることはないだろうから))、パトレン側に新たな関係性が生まれてそれがどう展開・発展していくのかは楽しみ!。
手持ちのビークルを咲也とつかさに貸す一方で圭一郎は放置(圭一郎的には冷静に観察)するノエルのアプローチに対し無言を貫きながらもノエルと共に戦い、そして「平和のために戦おうとするお前の覚悟だけは信じたい」ってこの流れはすごく良かった。この『信じたい』ってのがほんともう圭一郎先輩!!!!!。
新たな関係性といえば、コグレ−グッドストライカー―ノエルという“ルパン家”もそう。なにやらグッディはコグレに対し怯え?恐怖心?を抱いているようで、そんなグッディに「大丈夫、僕がついてる」と曰くありげな表情でコグレを牽制しながら言うノエル。ノエルとコグレの関係も良好とは言い難いみたいだし、ノエルとコグレ双方の思惑に魁利たちが否応なく巻き込まれてしまう・・・なんて展開になったらこれまた面白そうだわ。