『水戸黄門』

まずは声を大にしてこれを言わせてください。


津田寛治風車の弥七めちゃめちゃかっこいい!!!!!


水戸黄門はなんとなく見たことがあるってな程度なんでツダカンの弥七がいいかわるいか合ってるか合ってないかについての判断は当然できないわけですが、ツダカンの持つやさぐれた雰囲気は元盗人の現密偵という裏稼業の人間にハマってるし、画に描いたような「ニヤリ」顔がとにかくかっこいいのでウハウハです!。
ていうかドラマのあとに弥七のミニ番組?なるものがあるそうで、そんなこととは露知らず録画してなくて本編のラストでそれらしき文字が表示されている停止画面を見ながら「なんだよそれええええええ!?」と叫んでしまいましたが、助さん格さんではなくツダカン弥七のミニ番組だなんて「分かってる!」と言っていいのだろうか。
というわけで助さんと格さん。なんとなくのイメージでキャスティングが逆だとばかり思っていたので開始後暫く混乱しましたが(事前にチェックぐらいしろよわたし)、シルエット(身長差)的には財木くんが助さんで荒井くんが格さんで正解だわ。とはいえ二人とも顔が小っちゃい+線が細長すぎて「黄門様のお供をする助さんと格さん」としてはちょっと頼りないかなー。でも助さんVS格さんで稽古するシーンを始め殺陣は(映し方もあるでしょうが)なかなか決まってたんで、あとは台詞の言い方がこなれてくればなかなかいい感じのコンビになりそうな気配はある。
当面の目標としては早いとこ助さんと格さんの「違い」が画面から見えるようになることかな。ざっくりと言っちゃうと助さんは熱血の女好きで格さんは生真面目という性格設定のようですが、黙ってるとどっちがどっちかわからないぐらい見た目としての個性はないので(わたしは見分けがつくけどそれは元々役者のことを知ってるからであって知らない人はまだ区別つかないだろうと)、早くそれぞれのキャラクターとしての個性が内面から前面に出てくるようになればいいなと期待を込めて。
武田鉄矢の黄門様はあらゆる意味で「予想通り」でしたが、ラーメンの湯切りをキメてみせたのはともかく、瀕死の重傷患者(かつての息子)の前で助さん格さんに自作のラーメンを勧めるのみならず遠慮する二人に「そこで寝てる男は食べたくても食べられないんだから有難く食べろ」的なことを言うのには驚いた。この人酷くねえ!?(笑)。


次回は中村隼人くんがゲストですよ!。隼人に続いて二十代の歌舞伎役者が毎回ゲスト出演してくれたらいいのにー。