『下剋上受験』第5話

郵便物をちゃんと確認しないで捨てるのは新米主夫だからという演出かと思いきや、長年主婦やってたらいくら急な仕事の連絡が来ようが出かける前に火の元確認ぐらい身体に染みついた行動としてやるだろうにまんまと火をつけたまんま出かけちゃったって、やっぱこれ夫婦揃って頭悪いってことなのかな・・・。学力という意味の頭の悪さとは関係ないとしても、地頭もそんなによくないってことなんだろう。
と、芦田プロが超名門中学に合格したというニュースを見ながら思うわたしである。担任が言ってた「出来る人間」ってのは芦田プロのような人のことなんだろうな(芦田プロの人気を不動のものにしたマルモのおきてでマルモを演じた阿部サダヲが中学受験ドラマをやっているときに芦田プロの合格ニュースが流れるってところに「縁」を感じさせられるわ)。
ところで、5話にしてようやくサダヲとキャナメが本格的に絡みましたが、これべつに子供のころになにかがあったとかないっぽい?。因縁どころか交流すらマトモにない単なるクラスメイト、それも一時的なってだけっぽい?。とすれば信一の親父が1話で徳川に向けた悪意・敵意の理由はやっぱり発注主としての徳川が気に入らなかったというだけか。
回を重ねるごとに小林薫演じる祖父の発言であり存在がこのフワフワしたドラマを締めてくれてるなーという思いを強くさせるんだけど、でもその程度のことで病院のテレビをぶん殴るという一面もあるんだよなーとか思ってしまうわけで今にして思うとあの演出は失敗だったんじゃないかな。
このドラマにそんな要素が必要か?ってのはそれとして、ビジネススーツの深キョンによからぬ想いを抱いてそうな手塚とおるは期待通り(笑)。
一方主夫・信一のほうは電気止められたのは自分が振込み用紙だか督促状だかを捨てちゃった(そもそも払い忘れてた)からなのに、その対応を自分の代わりに働いてる嫁に丸投げするって会社員時代とやってること同だよね。それを火事騒動と模試の順位(偏差値)が上がった喜びで反省することなく有耶無耶にしちゃったのはよくないと思った。これべつに父親の(人間的な意味での)変化だったり成長だったりを描くドラマじゃないんだろうけど、それにしたって信一の言動に変化であり成長が見られないってのは気になるなぁ・・・。