
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2015/04/24
- メディア: 単行本
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今回は女子も加わってますが女子はおっさんと“同類”なわけで、だからやっぱりおっさんによって少年が大人になり、少年によっておっさんが救われる物語と言っていいと思う。
なので今回もいいます。宮部みゆきブレねーな。
ていうか、女子中学生が男子中学生に顔面を蹴られるという“イジメ”を描いておきながら、作中でそれに対する落とし前をつけないところがすごい。きっとそんなことは「どうでもいい」ことなのだろう。
で、作中の描写とは違うのになぜかパクさんを阿部サダヲで読んでしまい、そしたらこれまた作中の設定とは年齢からして大幅に違うものの芋づる式(って表現はおかしいけれど)にタマちゃんは芦田さんシンちゃんは福さんで読めてしまい、なにが言いたいかというと、阿部サダヲってファンタジーでファンシーな生き物だよねということです。作品とは全く関係ありませんが。