『真田丸』第15回「秀吉」

本格的に登場した小日向秀吉を筆頭に、寧・大谷吉継福島正則千利休、さらにちびっこ小早川秀秋、それから新納さんの秀次とかとか今回もまた続々と見知った名前が登場し、苦悩する景勝様とか切ないお兄ちゃんとかいろいろあったなかで、最も強烈な印象を残したのはこの場面でした。


信幸「見るたびに大きくなるのう」
作兵衛「若、(すえを抱っこして)さきほど戯れに儂の乳を吸わせてみたんじゃが、こいつ、チューチュー吸ってくれて、ヘヘッ、こそばゆくてこそばゆくて・・・ハッハッハ」
すえ「キャハハハハ」
信幸「・・・・・・・・・あまり吸わせないほうがいいと思うがのう」


作兵衛おまえなにやってんだよwwwww。
こんな事実を聞かされたお兄ちゃんが心底かわいそうwwwww。
信幸の言葉はたぶんすえを「たかいたかーい!」ってする作兵衛には届いてないよねw。
で、イクメンライフを満喫してる作兵衛に対し、信幸は孤独を感じてるようですが、母上はちゃんと兄ちゃんのことを(弟のことも夫のことも)わかってくれててちょっとホッとした。
昌幸の言い分はちょっとメタ寄りかなーとは思ったけどまぁ半分本音で半分テキトーなこと言ってんだろってことでw。


小日向秀吉は笑顔の裏に狂気が見えまくってるところがいい。まだ本格登場して1話目でありながらももう怖い人であることは明らかなのに人タラシであろうことも理解できる、難なくその二つが同居してる(ように見える)。稚気と愛憎が渦巻く神経衰弱シーンといったら・・・(茶々が色目使ってたイケメンは大野冶長だと思ったのにどうやら違うらしいね)。
そんな小日向秀吉に仕えるヤマコーさんの三成も怜悧でありながらも人間味を感じることができるし、上杉とはまたちょっと違う主従関係になりそう。
あと楽しみだった新納さんの秀次がアホだけど(検地することで何が分かるか?→「いろんなことがわかります!」てw)人の良さがわかるだけに、豊臣家のほのぼの団欒サトイモ会が辛いわ・・・。
この団欒の末席に信繁が居ること、この時この場にいてこの様子を見たこと。それがこの物語の主人公にとってどれほどの意味を持つのかと思うと遣る瀬無くなる。