『僕のヤバイ妻』第1話

某映画のパクリじゃないかという意見があったりするようですが、その映画を見ていないわたしにとっては思いのほか面白い初回でした(映画をパクってる(下敷きにしてる)から面白かったのかもしれませんが・・・)。わりと2時間があっという間だったもん。
妻の誘拐事件は数話かけて描くのかと思っていたので初回で妻が救出されたのにはちょっと驚いたんだけど(これから何を描いていくのかと)、妻のニヤリ&蔵之介の絡み方で次回以降どうなるのかと俄然楽しみになったし。
“夫が妻を殺そうとしたらその妻が誘拐された”という超ざっくりとしたあらすじであることは知ってたものの「僕のヤバイ妻」などというセンスの欠片もないタイトルなんでサスペンスといいつつコメディ調なのではないかと予想してたんで、予想に反してほんとにサスペンスっぽいことにも戸惑ったんだけど(だったらなんでこんなタイトルにしたのかと)、でもイメージ(想像)カットだと思った英明さんの首吊りがマジのことで、完全にぶらーんってぶら下がり身動きまったくしてない(苦しんでない)状態だった英明さんを隆太が適当に心マしたらゲホゲホって溺れた人が水吐くみたいな感じで回復するとかバカドラマではあるよねw。あと連番の1万円札をバラの1万円に換えてくれっつって善意の一般市民が集まってくれましたってのはいいとしてもなんでみんな英明さんと握手してんだよとw握手会かよとw。英明さんのシャワーシーンとともにこういう面白シーンは毎回ひとつは欲しいところ。
ていうか、ていうかですね、英明さんを筆頭に一生くんに蔵之介に眞島さんと好みの男ばかりが画面に出てくるもんで話とか8割方どうでもよかったりするよね(笑)。欲を言えば隆太の役はもうちょい渋めのおじさまにしてほしいなーってのはあるけど(捜査1課の主任なら隆太ぐらいの歳でもいいかもだけど、歳の問題ではなく隆太があんまり頭良さそうに見えないので同じくアホそうな英明さんとのやりとりに如何せん緊迫感がなくてだなw)、ここまで揃えてくれたらとりあえず文句ナシですわ。宮迫はどうでもいい(でも出番はさほど多くないことを願う)。
どんな立ち位置になるのかはまだわからないものの眞島さんと蔵之介は妻絡み(妻サイドの人間)であることは明らかだとして、隣人夫婦ですよ。一生くんですよ。緑子さんが隣家に興味を抱いてて(覗き見してて)、夫の浮気をマスコミに話すぐらいだからあんまりよくない感情を抱いてるってのはわかったけど、英明さんの眼前で過剰にイチャコラしてたのが演技でないならばなにも隣家に悪感情を持つこともないだろうわけで(女って自分が最高に幸せならそれを自慢こそすれ他人の不幸を探すようなことはしないから)、見た通りのラブラブってわけではないのだろう。
で、単に“望月家に悪意を抱く観察者”としての役割ならばなにもわざわざ歳の差夫婦にすることはないよね。緑子さんに合わせるにせよ一生くんに合わせるにせよ世間一般的という意味での普通の夫婦でいいはず。そこをあえてこういう設定にしたということならば、妻が結構な年上の年の差夫婦であり、過剰にラブラブであることを演じているらしきこの夫婦にどんな秘密があるのか。下手したら本筋(望月夫婦の話)よりも興味あるわ。
あとこの相武紗季はわたしの好きな相武紗季。対決という意味では木村佳乃VS相武紗季が一番楽しみ。