『僕のヤバイ妻』第6話

あの状況でああも見事に「覚えてろよっ!」って捨て台詞吐ける(それが成立する)幸平ってか英明さんってすごいよねぇ(笑)。
とにかくもう全編アホ(笑)。やることなすこと全部アホ(笑)。
離婚届つきつけて家を出たくせにいざ真理亜が条件付きとはいえ離婚を受け入れる意思があると知ると「何で?」と聞き、「金をたかり浮気をし暴力を振るうような男とは普通別れる」と言われてショック受けちゃうとかほんっとバカ(笑)。
おまけに愛人が他の男とキスしてるのを目撃すると写真を撮り、それどう使うのかと思ったら速攻で男の妻にチクリにいくとかちっちぇー!この男ほんとちっちぇー!!(笑)。
でも憎めないというか、愛おしいとすら思わせる。ハマり役ってこういうことを言うんだな。
鯨井夫婦の関係が明らかになり、杏南の真理亜に対する悪感情の理由が明らかになり、蔵之介演じる小暮という男と真理亜の関係がとりあえず明らかになり(ここは確実にもう一ひねりあるだろう)、それから真理亜の“真の目的”を知るための鍵となるんだと思ってた『N31』が店の名前であること?があっさりわかったりと、話は結構進んでるのに、戦いの場から降りたと思ってた横路がまだウロチョロしてたり、真理亜と杏南が双方の思惑はどうあれ手を組んだり、緒方を追ってた杏南を鯨井妻が追ったり、鯨井嫁が杏南を襲ったりするもんでこの先の展開が全然予想できないんだけど、それでも幸平がアホであることだけは確かなのよね。幸平だけは二面性がないだろうと、ここが揺るがないってのが実は一番重要なのではないかと思い始めてきたわ。
緒方を殺したのが「女」で、杏南でも真理亜でもないならば現状の最有力候補は鯨井妻、ということになるのかなぁ?。
鯨井妻って当初は年下夫と一緒にウォーキングしてたし(そんな恰好してたよね?)別段身体に問題を抱えてるような感じじゃなかったように記憶してるんだよな。でも鯨井夫が単独でパエリア届けにきたあたりではほんとに体調が悪いっぽくて、そこで鯨井夫は「ぎっくり腰」という嘘をついた。で、今回緒方の跡をつける杏南を、夫の制止を振り切って単独で追いかけるという描写があった。
とすると、ほんとに緒方を殺したのは鯨井妻なのか?。ナイフの有無を問わず大の男を突き落すようなことが女、それも50の女に出来るか?とは思うけど、でも動機が金、というかレンタル夫を繋ぎとめるため、つまり歪んだ愛情にあるのならば火事場のクソ力が出ても不思議じゃない・・・・・・かなぁ?。そんで身体の節々痛めて全身筋肉痛で寝込んでたと。だから鯨井夫はとっさに「ぎっくり腰」と嘘をついたと。であれば流れとしては理解できるかなーと思うんだけど、でも緒方が転落死したニュースに“反応”してたのは夫のほうで、妻は「なんで消すのー?」とか暢気な感じで言ってたんだよな。もし緒方を殺したのが鯨井妻だとしたらこの反応は結構ヤバイと思うんだけど・・・・・・って、ハッ!?タイトルの『僕のヤバイ妻』ってのは真理亜のことかと思わせて実は鯨井妻のことでしたー!なんて展開になったりして!?(であればタイトルが「俺の」ではなく「僕の」であることも納得です)。
いやでもここは金で始まった関係だけどお互いに相手に対してなんらかの「情」が芽生えつつあるのかなーという気はします。情があるからこそ人も殺せるってのはソレとして。
それはそうとして、鯨井夫が杏南に接触した“昨晩”について、何をしてたのか聞いた鯨井妻に「契約時間外であり何をしようが自由だ」と答えてましたが、夜は契約時間外なんですかっ!?それとも曜日によって契約時間が違うんですかっ!??わたし気になりますっ!!。
あと今回新しく投下された情報・展開のなかで地味に気になるのが小暮が家庭教師をクビになった理由。横路は小暮と真理亜の関係を勘ぐってたけどそんな単純なことじゃないと思うのよねー。