『僕のヤバイ妻』第2話

夫による妻の殺害未遂と妻による自作自演の誘拐を、夫側から描いたのが1話で妻側から描いたのが2話と。
2話は完全に妻視点であるわけだから夫が言い訳のしようがないド屑である(として描かれている)のは当然と言えるでしょうが、それにしたってマジ屑すぎる・・・んだけど、ワイン瓶から毒が検出されなかったと知って「ヨシッ!!!」ってガッツポーズしまくって全力ではしゃいでるところを病院の人に見られて慌てて取り繕うんだけど嬉しさを抑えられずにやっぱりガッツポーズしちゃうバカわんこっぷりが可愛いので憎めん(笑)。
盗聴器外そうとしてるところを目撃=証拠を押さえて優位に立ったものの頭から血流して上機嫌でワインを呑む妻のためにぶるぶる震えながら料理するのとかまじ叱られて怯える大型わんこのソレだもん(笑)。
ていうかあの時点では盗聴器を設置した人物が妻だとは思ってなかったんじゃないかと思うのだけど(宮迫からその可能性を指摘されたかもだけど、まっさかーって信じなかったのではないかと)、誘拐され心身ともに傷ついているであろう妻を「おかえり」と迎えるために室内に施した飾り付けがまるで子供のお誕生日会のようなのが・・・こいつ心底センスねーんだなーとw、だから店の経営も上手くいかないのだろうなーとw。
加えて、妻も知ってる女を愛人にしておきながらスマホにロックもかけず愛人の名前まんまで登録したLINEでやりとりって、馬鹿通り越してもはやなんと言えばいいのかってなレベルの愚か者ですわw。
でもそれが妻に「ほんっとに頭悪いわね」って言われてしまう男としての説得力となっていて、夫視点の1話はあんまりピンとこなかったけど妻視点の2話になったら俄然英明さんの魅力が出てきたってのは、こんな男だけど、いや、こんな男だから、かな?妻の夫愛フィルターゆえのことなのだとしたら、今後に期待が持てるんだけど。
一方妻のほうは、夫の浮気を知り、さらに愛人と共謀して自分を殺そうとしていることを知って、最後の賭けのつもりで夫の愛情を試すべく狂言誘拐を企てたってのは、自分で自分の爪引っぺがすとか行動はともかく気持ちとしては理解できる部分がなくもない・・・んだけど、後追い自殺をしようとしたいう夫の首についた傷痕を見て、下手したら夫は死んでいたかもしれないと自分のしたことの重さを感じるなんてことは一切ないどころか、キャー///嬉しい///ってベッドの中でジタバタしてて、あれれ?この女マジヤバくね??と思ったら、計画に加担させた後輩、つまり眞島さんが死んじゃったってマジかー!?。
まだ探偵とはいえ一般人の宮迫からの情報だし、家が燃えてるだけでそこから焼死体が出てそれが眞島さんのものだと確定したわけじゃないからまだ死んだかどうかわからないし、妻のベッドでジタバタがなければその可能性は高いと思えただろうけど、ジタバタを見ちゃったあとでは妻に始末されていても展開的にはちっとも驚かないとか思ってた以上に「ヤバイ妻」である。
殺人未遂と狂言誘拐ならまだ“夫婦間の揉め事”として見られるけど(いや揉め事の範囲は超えてるけどw)、その揉め事に巻きこんだ他人を殺してしまったとなるとそれは明らかに超えてはならない線を超えてしまうんで、家が燃えただけで眞島さんは死んでない(宮迫が先走って報告しただけ)ってことだと思うんだけど、でも夫にバラした今となってはもう後輩に協力を仰ぐ必要はないわけで、警察に話されたら困りはするだろうけど狂言だとわかったからといって大した罪になるわけじゃないし、妻にとっては夫の生殺与奪の権利を握ることだけが重要なのだろうからそれを握った今、後輩のことなんてどーでもいい以外のナニモノでもないんだろうし、そんな状態で眞島さんに何が出来るのか・・・とか考えるとほんとに死んじゃったかもしれな・・・・・・い?。
あ!でもそれを報告してきたのが宮迫だってところがポイントかも?。宮迫の目的は「2億」なわけで、そのためのカードとして眞島さんを確保したうえで眞島さんちに火をつけて共犯者の存在をほのめかしつつ「やられた」と報告したってなセンもありえる?。
あと記憶しておくべきこととしては、隣家に対してのみならず見ず知らずの人間(宮迫)の前でも緑子さんと一生くん夫婦はイチャコラしてるってことか。
とりあえず次回予告もドタバタしてて面白そうではあったけど、これどこに向かってんのかなぁ?。今のところその方向性の見えなさが面白味に繋がってるけど、オリジナル脚本でまだ8話?もあると思うと大丈夫かよという気も・・・。