『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』第8話

眞島さんを救出すべく教団に殴りこんだ特捜班のアクションは凄かった。確かに凄かったんだけどさ、それより暴行受けてズタボロになった眞島さんが助けにきてくれた西島さんを目視した瞬間の表情!このときの二人の間にある空気!!距離感!!!これは今年の連ドラナンバーワンシーンと言っても過言ではなかった!!!!!。
ここまで救われない、救いのない話を描いてきたドラマだけに、これだけ苦労して監禁部屋に辿りついたのに間に合わなかった・・・ってな展開もありえるのではないかと思ってたんで、眞島さんが西島さんを認識して口元を微かにゆるめて安堵した瞬間泣きそうになりながらも、頭の半分は超冷静に見つめあうズタボロの眞島さんと泣きだしそうな西島さんを脳内メモリに焼きつけてました。たぶんこの時わたし瞳孔開いてた。
眞島さんがね、眞島さんの顔がね、見えない側だけボコボコになってて見えてる側はほとんど綺麗だってのがね、分かりすぎててほんとありがとうございます!!!!!。
潜入捜査員が情報を握りつぶされ見捨てられた挙句本物のテロリストになってしまったという馬木也の話があったのは眞島さんでリベンジするため、つまり眞島さんもまた警察官だと思い込んでたんだけど、一般人を田丸自らリクルートし、弱みに付け込みスパイとして教団に送り込んだという背景だったのか。そこで美しい妻を自分のモノにできるかもという意識があったかもしれないと田丸に語ったのは自分を卑下するために言ったのかなと思いきや、鍛冶が田丸のアキレス腱だからと永久国外追放を命じるぐらいだからほんとにそういう感じではあったのかな。
だとしたら眞島さんの人生って一体・・・と思っちゃうよなぁ。だって金に困ってたのは父親の借金背負ってるからっつってたよね?。そんで美しい妻とは不仲とも言ってたけど、不仲の理由が金銭問題にあるんだとしたら眞島さん自身は何も悪くないわけで、悪くないというかどうしようもない状況だったわけで、そこを田丸につけこまれたうえに妻の気持ちも奪われて、挙句その妻に裏切られ半死の目に遭わされるとか悲惨すぎるだろ。
そういう事情があってのこの救出シーンなんですよね。だからこそのこの田丸の表情なんですよ。
いずれ眞島さんは妻の裏切りを知ることになるんだろうし、妻の裏切りの理由(のひとつ)に田丸の存在があることも知ってしまうのかもしれない。
そう考えるとなおさらこの救出シーンのお互いを求める感がたまらなく見えるわけで、いやはやとにかく最高すぎた。思い残すことはありません!(もう終わった感w)。
とかいいつつ一番エロかったのは眼鏡外して首周りよれよれになってる哲司班長なんですけどね。おぐりさんの華麗なアクションも西島さんの無骨なアクションもいいけど、哲司の重量感あるアクショングッとくるわー。
ただの変態ではなくタックルもイケる樫井は言わずもがな。出家信者150人を散らすためにちょっと爆弾爆発させましたとかマジキチかつどれだけタックルかましても眼鏡は絶対はずさない拘り最高。
そして飯田さんが素晴らしいツンデレであった。