『海賊戦隊 ゴーカイジャー』第38話「夢を掴む力」

・・・・・・・・・え?殿下お亡くなりになったの・・・・・・・・・か・・・・・・?。
ブラジラさんの記憶もまだ新しいし、シド先輩をバリゾーグに改造した技術を持ってすれば殿下の蘇生なんざお手のものなんじゃないの!?綺麗な顔してるだろ・・・?ってな身体のまんまダマラスによって回収されたのはそういうつもりがあるからなんですよねっ!?爆死しなけりゃ殿下の死を認めるなんてできませんっ!!!。
と鼻水垂らしながら公式にアクセスしたら『野島裕史さんもクランクアップを迎えました』の文字が・・・・・・・・・。
い、い、いやだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(ノД`)・゜・。ダマラスの気持ちに気づかず逝っちゃうなんてダメだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(ノД`)・゜・。
つーかダマラスあんた「私がついていながら」ってほんとその通りでしょ!まさか殿下+グレートワルズが負けるだなんて思ってなかったんだろうけどでもバリゾーグやられて頭に血のぼらせた殿下を一人で行かせてんじゃないわよー!ばかばかダマラスのばかー!
・・・・・・やっぱりダマラスは殿下を男にすべく殿下のしたについてたんだね。皇帝が命じたのかダマラス自らそういうつもりでいたのかはまだわからないけど、ちゃんと殿下に忠誠を誓ってたことは間違いなかった。それが殿下には全く伝わってなかった理由がダマラスの不器用さにあるのか殿下の馬鹿さにあるのかも分かりませんが、なんでもうちょっと分かり合う努力をしなかったのかと泣きたくなるわ。
そしてバリゾーグは殿下が自分を守ることはありえんと断言したけど、確かに「守る」ためではなかったけれど「負け犬の分際でバリゾーグを倒し、俺様に噛み付いたことを、後悔させてくれる」と、最後の最期まで「俺は越える。ダマラスも父上も!見ていろバリゾーグ!」と叫んでくれた殿下はバリゾーグのために、バリゾーグと共に戦いそして散ったんだよね・・・・・・。
殿下といいダマラスといいバリゾーグといい死ぬまで本心が相手に伝わらないって・・・・・・・・・・・・なんて切ないのよザンギャック(ノД`)・゜・。
でも殿下が逝った(かもしれない)というのに「まさかグレードワルズが」とショックなのそっち!?!?なインサーンはさすが女というかなんというか・・・・・・。


一方のバリゾーグの最期はジョーさんの心情をここまで丁寧に描いてきただけあって燃えて萌えて大満足。
マーベラス様の元へと走るジョーさんの前に現れたバリゾーグ。
「ゴーカイブルー、生きていたのか」
「ああ。不本意ながら仲間に守られてしまってな」
「ワルズ・ギル様のためだ。私がここで始末する」
「そうはいかない。ゴーカイ・・・チェンジ!」
走りながらのゴーカイチェンジカッコいいわ〜美しいわ〜。
マーベラス様の安否が気がかりなのか、いつもよりも冷静さを欠いているようなジョーさんなのでバリゾーグに押され気味
「残念だったな。せっかく仲間に救われた命だったのに」
「仲間に救われた、命・・・」
うおおおおおおっと叫びなおも斬りかかるジョーさん
「シド先輩、いや、バリゾーグ!お前が忠義を通すワルズ・ギルはお前を守ってくれるのかっ」
「ボスは私が守るべき存在。私をワルズ・ギル様が守ることはありえん」
パワー負けしてふっ飛ばされるジョーさん
でも
「そうか・・・やはり俺たちとは違うな」
と小さく呟き、続けて
「俺は絶対にここで、倒れるわけにはいかない!仲間のために命を張った大馬鹿野郎に借りを返すためにもな!」
と改めて宣言!!
でも
「フッ、お前が私に勝つことは、できない!」
そう言ったバリゾーグから繰り出される必殺技と剣弾の連発にやはり倒れてしまう・・・
「これが、終局だ」
トドメの必殺技を出される寸前、ジョーさんは大馬鹿野郎マーベラス様を思い浮かべる
「俺は、絶対に勝つ。借りを作ったままじゃ死ねないからな。待っていろ、マーベラス
マーベラス様に会いたい一心からなる気合で(?)シド先輩の技をはね飛ばすジョーさん
「なんだとっ!?」
再度繰り出された必殺技を剣で受け(なぜか)素面に戻りそのまま勢いを殺さずバリゾーグに向けて撃ち返すジョーさん!
一気に距離を詰め泣きそうな顔で剣を振るうジョーさん!!!!!
そしてついにバリゾーグ爆死・・・・・・・・・・・
マーベラス・・・」


ジョーさんがバリゾーグを倒せたのはシド先輩への想いだけでなくマーベラス様への想いの強さがあったから、『マーベラスのために』という想いこそが勝因であると。これは上手い落としどころだわー。ジョーさんのシド先輩への想いってのはシド先輩を取り戻したい→魂だけでも救いたいと目的は変われど重さとしてはこれまでずっと不変なわけでさ、そこでジョーさん確変の理由として「マーベラスがピンチ」ってのはこれ以上ない説得力だもん。ジョーさんが本当の力を出せるのは自分のため(シド先輩のため)ではなく仲間のためなんだってのは超納得の展開!。途中で突如変身解除されたのもジョーさんがゴーカイブルーではなくジョー・ギブケンとして、ジョーさんの『魂』が戦ってたんだと思うと燃えしかないよね!。
・・・と思ってたら
バリゾーグの亡骸を見下ろし「シド・・・先輩・・・・・」と崩れ落ちるジョーさん
目を瞑り痛みと苦しみを堪えるジョーさんに
「ジョー・・・」
とシド先輩の声が!!
ジョーさんがゆっくり振り向くとそこにはシド先輩!!
「シド先輩」
何この哀しみに満ちた切なくも美麗な笑顔!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「俺、貴方の魂だけでも、救えましたか?」
静かに頷くシド先輩
「強くなったなぁ、ジョー。でも、その強さはお前一人のものじゃない。お前と仲間のものだ」
「俺と・・・仲間の」
「いい仲間を見つけたな。・・・その手で掴め、お前たちみんなの夢を」
「シド先輩・・・・・・」
「行け!ジョー!」
シド先輩が指さした先には光が
「はい」
光目指して駆け出すジョーさん
見送るシド先輩
(シド先輩、ありがとうございます)
心の中でシド先輩に別れを告げるジョーさん!!



シド先輩がその通りのことを言ってくれたー!
いきなり行け!ジョーとか指さしたのにはちょっと笑っちゃったけど(笑)、力強く「はい」と応え、シド先輩を振り向かずに光=マーベラス様に向って走りだしたジョーさんの姿とそんなジョーさんを満足げに見送りながら消えていくシド先輩の姿はグッときたわー!。
二人の物語がこういう結末を迎えるであろうことは予想通りだったけど、それでも燃えとしても萌えとしても大満足!。


その頃マーベラス様はというと・・・
マーベラスマーベラス
アカレッド・・・どうしてっ?・・・・・・俺は死んだのか?みんなはっ!?」
「大丈夫だ。5人とも生きている」
「そうか、よかった」
「本当にそう思うか?」
「どういう意味だ。俺はあの時のあんたみたいに、あいつらを守ったんだ」
「お前は私ではないし、ゴーカイジャーは赤き海賊団ではないだろう。お前が選んだ仲間たちは、本当にお前に守って欲しかったのか?お前が本当に守るべきものは、夢を掴むために集まったかけがえのない仲間たちとの絆じゃないのか?」
「俺とあいつらの・・・・・・絆」
マーベラス、それが海賊ってものじゃなかったのか?」
「(ニヤリと笑って)そうだな。それが海賊ってもんだ」
よしと頷き消えていくアカレッド


アカレッドまじ父ちゃん(笑)。
あの時のあんたみたいにあいつらを守ったんだとアカレッドの真似っこするマーベラス様は可愛い(笑)。そしてこうまで言われなきゃ鎧たちの気持ちに気づかないマーベラス様アホ可愛い(笑)。
で、
「待たせたな」
「いいや、待ってないさ。お前がモタついてたおかげで、俺は決着をつけられた。借りは返す」
「そうか」
ってそれだけで分かりあうマベジョー漲るううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!
マーベラスに助けられたではなく「モタついてたおかげで」と言うジョーさんの男気たまらんっ!!!!!!!
てか↑このやりとりで気付いたんだけど、ジョーさんとバリゾーグは二人だけの戦いだったんだね。多分みんな詳しいことは聞かないんだと思う。聞かずともジョーさんがシド先輩への想いに決着をつけ乗り越えたってことは分かってるからそれでいいってことなんだろうね。
ていうかマベジョーが最強なことは間違いないけど一人遅れて合流したジョーさんの美しい顔に血が流れてるのを見るや否や血相変えて「その傷っ!」とチェックハンカチで血をふいてやろうとしたハカセ手首を掴んで抑えて「たいしたことはない」ってハカセとジョーもイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!(実はここが一番興奮しましたw)。


なんだかんだで再び全員揃ったところで
「鎧、俺が間違ってたみたいだ。お前らや、お前らの夢は、俺に守られるほどヤワじゃねーもんな」
と謝るマーベラス様に
「はい。ないッス!!」
とものっそい爆裂笑顔で応える鎧。
そして「わかってんじゃん」とハカセ、「それでいいと思います」とアイム。
頷くだけのジョーさん(言葉はいらないんですよねわかりますううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!)
「じゃあ、文句は言わないであげるか。で、どうすんの?マーベラス
とルカ姐が聞くとマーベラス様は
「フッ、決まってんだろ」
といつものドヤ顔で不敵に言いながらレンジャーキービシイイイイイイッ!
「派手に行くぜ!!」
爆発背負ってゴーカイチェンジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
四つんばいゴーミンの背中踏み付けつつのー
「ゴォーカイレッドォ!」
アッヒャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
チンピラカッコよすぎてマジ漏れた(笑)。つーかマーベラス様のこのポーズ、今の素面ショーのラストで同じようにゴーカイシルバー踏み付けんのね(笑)。だもんで放送でこれ見た直後に生で見るとかほんと漏らすよね。漏らしたわたし悪くないよね。←まがお
そんでもって
殿下「忌々しい海賊ども。死を迎え入れる覚悟はできたか」←またこれがカッコイイ台詞でなー(´;ω;`)
鎧「そんな覚悟なんていらないっ」
殿下「なにいっ!?」
ルカ「この程度で私達が怯むと思ってんの?(腕ぐるぐる)」
ジョー「打つ手がなくても絶対に逃げたりしない」
ハカセ「なんてったって僕たち海賊だもんね」
アイム「私たち6人の気持ちは一つです」
マベ「ああ。夢をこの手で(腕を伸ばして拳をグイッと!)掴むまで、俺達は突き進むだけだあっ!」
で大いなる力ゲットオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
・・・・・・・・・それはイコールグレートワルズに乗った殿下が負けるということなわけで、むしろテンション下がってしまったわけですが・・・・・・・・・。
ベカベカのギャバンも学ランめがねのジョーさん(どこの滅却師かと!!!)も、殿下死亡という事実の前では霞むよね・・・・・・・・・。


ああ殿下・・・・・・(´;ω;`) 殿下のオチャメな言動に一週間の疲れを癒されたりまた始まる一週間への活力を貰ったりしてました。ありがとう殿下。お疲れさま殿下。殿下はわたしの中で永遠だよ(´;ω;`)。