『海賊戦隊 ゴーカイジャー』最終話「さよなら宇宙海賊」

感想を書こうと思っても、『ありがとう』という感謝の言葉しか浮かんでこない。そんな最終回でした。
これまで何度も最終回を迎えてきたけど、寂しいけど寂しいけど!!でも寂しさよりも清々しさでいっぱいというか、両手上げて「楽しかったあああああああああああ!」と叫びたくなる最終回は初めてです。
いや、ボロ泣きはしたけどな(笑)。
あれだけの大艦隊を相手にどうするのかと思ったら、ナビィがどっかからか持ってきたバスコのフリージョーカーで敵の旗艦へ特攻を仕掛けまずは艦を乗っ取り大艦隊を一瞬で片付け、そして艦もろとも皇帝を爆死・・・させることはできなかったので、34のスーパー戦隊の力を全て使いきり+スーパー化、そして最後はゴーカイジャーに背中を支えられた『地球人代表・ゴーカイシルバー』がゼロ距離バスターでもって今度こそ皇帝を撃破!!・・・ってこの流れは燃えに燃えたわ。彼らは最後まで紛れもなく海賊で(ギガントホースの乱心に驚くダイランドーを背後から攻撃し「卑怯だぞ!」といわれて「海賊ですから」とあったり前の顔で言うアイムがさすがすぎたwww)、でも夢として自分たちが求めていたお宝よりも地球を守ることを選んでくれた彼らはやっぱりスーパー戦隊で、その描き方のバランスが絶妙だった。
そしてそんな彼らを見送るアカレンジャー・海城剛が敬礼とともに言った「掴み取れよ、今度は君達の夢を」というこの言葉!!。夢を掴むためにこの星へやってきた通りすがりの宇宙海賊たちは、この地球でそれまでの夢の変わりにスーパー戦隊としての誇り・・・は違うか、魂?・・・なんかマーベラス様たちにはそういう言葉がちょっと似合わない気がするんでザックリと“何か”って言っちゃうけどさw、スーパー戦隊としての何かを掴み、そしてまた新たな夢を掴むために宇宙へと出航する海賊たちに贈る言葉としては最高だよね。海賊たちはきっとこの先宇宙で2番目のお宝ゲットの邪魔をするザンギャックの残党を「邪魔だからぶっ潰す」んだろうしw、気のいい海賊たちはもしかしたら2番目のお宝もまた誰かの為に掴まないかもしれない。そんなゴーカイジャーが愛おしくてたまりません。
てか誠直也さんが最終回に出るということは聞いていたので心の準備をしてましたが、それ以外にも次から次へと歴代戦士の皆さまが登場するもんだからボロ泣きしながらギャーギャー叫びすぎて実はその瞬間の記憶があまりありません(笑)。多分将児(テンマレンジャー)と知(キリンレンジャー)でMAXに達し、ショウ(ゴーグリーン)で破裂し、芳香ちゃん(マジピンク)で中身吹き出て、デカマスターとシグナルマンが並ぶ映像で一瞬死んだと思う(笑)。それぐらい興奮したわー。そんでもってのアカレンジャーですからね。最後まで鬼番組すぎるw。
てか「まったねぇ〜〜♪」って芳香ちゃん変わってねええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!(笑)。そしてそんな芳香ちゃんを見ながらまたもや思う、魁ちんに何があったの!!?と(笑)。変身能力を失ったってのに兄ちゃん姉ちゃんが全く変わらずこんな調子だから魁ちんが一人モロモロの苦労を背負ってあんな様子になってしまったのかなぁと思うと・・・マジ泣けるっ><(笑)。
怒涛の全戦隊ゴーカイチェンジに至ってはもう笑うしかなかったw。恐らくここでどうしたってこれだけの尺を必要とするからロボ戦を入れられなかったのだと推測しますが、ちゃんと前回でガレオンが使えなくなるというステップを踏みさらに今回ではギガントホースが爆破され地球上にたった一人生き残った(んだよな?)皇帝なので巨大化ビームを浴びることができないというステップも踏んでいるからロボ戦がなくても展開的に全く問題なかったし、もちろんこれだけやってくれりゃ気持ち的にも物足りなさみたいなものは全く感じないしね。ギガントホース内で椅子に座ったままマーベラス様と鎧の攻撃を受け流すのもさすが皇帝だと思ったけど、全戦隊から攻撃されるという歴史的フルボッコでも倒れなかった打たれ強さもさすがだし(逆に言うと防御力はすごいけど攻撃力は大したことないのかなーとは思ったけど。でもそれは「皇帝」というトップの地位にあるからこそ、皇帝の地位を狙う不届き者が現れたときに防御することはあれど皇帝自ら攻撃する必要などないからなんだろうなーと補完したものの、だとしたらやはり前線に出てきたのは判断ミスと云わざるを得ないとも思ったりw)(ていうか大艦隊こそ圧倒的な戦力と思えたけど個人レベル(幹部及び行動隊長)としては“強敵”として記憶に残ってるのってデラツエイガーにキアイドー、それからダマラスぐらい?なわけで、つまりザンギャックとは数勝負の組織だったんだなーと)、この攻防は戦隊史上に残る見応えでした。つーか目が追いつかねーよ!!w。
ていうか関智こそが最終回のMVP(笑)。
そんでもっての「愚痴はあの世で息子に言え」って!!マーべラス様まじ鬼すぎる!!!。
でもこれ、殿下好きとしてはめちゃめちゃ嬉しかったわー!。だって皇帝が地球にやってきたのは「息子の敵討ち」だったはずなのに父上はどうだかしらんけどダイランドーなんて殿下のでの字もないしインサーンも自分の出世のことしかなかったみたいだしってんでなんかもう・・・殿下のことなんて忘れちゃってるのかな(´;ω;`)と思ってたもんで、マーベラス様が殿下に触れてくれたのはほんっとーーーーに嬉しかった。
てことはさ・・・・・・・皇帝と、それからマーベラス様の鬼プレイで散ったあれだけの大艦隊って、『殿下のために散った』と言えなくもないわけだよね、例え末端兵士にとってそれは命令であったとしても。ザンギャック帝国にとって殿下はそれだけの価値がある男だったんだと思う。あの世で父上にいっぱい怒られたらいいよ殿下(´;ω;`)。そしてともに海賊の悪口で盛り上がれるといいね殿下(´;ω;`)。


で、海賊たち。まるで鎧さん主役じゃないっすか^^ってな作りには賛否両論あるでしょうが、わたしは100%「賛」派です。
終わってみればゴーカイジャーという作品は「お宝」=「夢」を自分(たち)の手で掴む話だったと思うわけで、そういう意味ではマーベラス様たちは「35番目のスーパー戦隊」という称号と地球の人々からの感謝と愛を得たものの夢そのものは掴めなかった、いや、掴まなかったわけだよね。で、自分たちの力でお宝に届かせた手を自ら離した海賊たちは、それを地球で拾ったスーパー戦隊に憧れ自分の星を守るためにザンギャックを倒したいという夢を持つ伊狩鎧という青年に託した、というか、“今回は”鎧の夢を叶えようとしてくれたってことなんだと思うから。それはマーベラス様たちの意思だよね。それがよーーーっく見えたのがこの場面ですよ!。
とにかくぶっ潰すだけだとダイランドーと相対するゴーカイジャーの頭上に再びザンギャックの大艦隊が出現し、さあどうする?ってなところでナビィがフリージョーカーを操り現れて、
ジョー「フリージョーカー・・・!」
ナビィ「そうだよ!バスコの船が残ってたんだ!これでまだ戦えるよー!」
アイム「ナビィ・・・!」
ルカ「あんたよく見つけてきたわね」
ナビィ「オイラだってやるときゃやるんだー!は〜でにいくぜぇ〜〜〜っ!(大艦隊に突っ込み)オリャオリャオリャオリャ〜〜〜ッ!」
マベ「あいつもやっぱ、海賊の端くれだな。おかげで次の手が決まったぜ。フリージョーカーで突っ込む」
鎧「皇帝のいるギガントホースに突入・・・・・・ですか」
マベ「ああ」
ジョー「鎧、(肩にポンッと手を置き)お前も一緒に行け」
鎧「俺がっ!?え、いや・・・・・・でもっ・・・」
マベ「考えてるヒマはなさそうだ」
(ダイランドー「ほんとしぶといねー、海賊ちゃーん!」)
ダイランドーに向かおうとするルカ・ハカセ・アイムをジョーさんが手を伸ばして止め
ジョー「最前線に皇帝が出てくるなんて、千載一遇のチャンスだ。(鎧を振り向き)夢なんだろう?ザンギャックを倒すのが。とっとと行け。ダイランドーは俺たちで充分だ」
鎧「(力強くうなづいて)はいっ」
ってこれこれ!。
ジョーさんはさああああああ、ずっとずっとマーベラス様の背中を守ってきたわけじゃん!。マーベラスの背中を守ることこそが剣士・ジョーの矜持であり生きる理由なわけじゃん!。だから本当はマーベラス様とともに行きたいと思うのよ。行きたいに決まってる!。それはルカもハカセもアイムも同じで、だから三人は「考えてるヒマはない」というマーベラス様の言葉を受けてだったらさっさとコイツ倒さなきゃと拳握ったんだと思うのね。だけどダイランドーと戦ってる間にも地球への攻撃は続くし、ダイランドーを倒しても多分今以上に自分たちの体力は消耗してしまう。ザンギャックのことを海賊の誰よりも知ってるジョーさんはこれ以上消耗したら皇帝を倒せるものも倒せなくなると判断したんじゃないかな。で、その上でマーベラス様とともに行きたいという自分の気持ちをグッと堪えての「最前線に皇帝が出てくるなんて、千載一遇のチャンスだ。(鎧を振り向き)夢なんだろう?ザンギャックを倒すのが。とっとと行け。ダイランドーは俺たちで充分だ」なのよ!!。純粋に皇帝を倒すための戦力ということならばマベジョーで行った方がいいかもしれないけど、でも圧倒的不利なこの状況を引っくり返せるとすれば、それは戦力ではなく戦う意思、夢を掴みたいと思うその気持ちだってことなのよね!!。
だって見た!?鎧を振り向き「夢なんだろう?ザンギャックを倒すのが」って言った瞬間のジョーさんを見ましたか!?!?。あの麗しさったら何なのよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?。
鎧の想いの強さを知ってるからこそ行かせることができる、マーベラスの背中を任せることができるってことなのよね!!!。
そんでもってのアイコンタクトで頷きあうマベジョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!
言葉はいらないっ!!この2人に言葉はいらないのっ!!!
で、ギガントホース目指して駆け出したマーベラス様と鎧に「にがさないよ〜!」と攻撃しかけたダイランドーをさせるか!とばかりに撃ち
「派手に行くぞぉーーーーーーっ!!」
ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!いつも熱いけど冷静なジョーさんが、「派手に行かせてもらう」ではなくマーベラス様バリに「派手に行くぞぉーーーっ!」ってギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!
ズバーンハカセの身体などお構いなし(笑)で変形させて(痛いってこれどういう仕組みなのwww)、二刀流デカマスターでシド先輩の技キッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!
素面のバスター握る4人がめったくそイイ顔で、ヒーロー以外のナニモノでもない顔しててさー、お前らカッコよすぎるんだよクソクソッ!!とえぐえぐ泣いてたら・・・・・・
「こっちはやったぞ、マーベラス
って空を見上げて信頼しかない顔で言うジョーさん!!ジョーさん!!!!!ジョーさんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんっ!!!!!!!!!!!!!!(屍ごろり)。


一方のマーベラス様&鎧はピンポイントバリアを張ったwフリージョーカーを宣言通りギガントホースに突っ込ませ、あっという間に大将の元へと辿り着いてしまったわけですが^^(その前にちゃんとナビィを逃がす(というかブン投げてたけどw)鳥に対しては最後までツンデレマーベラス様にニヤニヤw)、どうなんだろうなぁ・・・これ、バスコの“無意識の意思”の結果なのかなぁ・・・。ガレオン同様フリージョーカーもステルス仕様で停泊してるんだろうから、ナビィがなかなか優秀であるとしてもガレオンの探索システムが使えない状況でどうやってフリージョーカーを見つけられたのだろうか?と思うわけでさ(ルカもよく見つけてきたわねと言ってるぐらいだし)、万が一の時は、もしもマベちゃんがフリージョーカーを必要とした時には、見つけられるようにしておいた・・・・・・ってなことはないかなぁなんて思ったり。もちろんその理由はマベちゃんのためなどではなく「面白いから」だろうけど。甘いですかね?^^。
つーかバスコの船が「フリージョーカー」なんてカッコイイ名前であったことを最終回にして初めて知ったんだけどw、マーベラス様たちにとって文字通りのジョーカー=切り札になったってのはまた燃えるよねー!。
で、ギガントホースのザル警備^^。大将が乗ってる船のわりにはそれこそ親衛隊とかさ、そういうのが取り囲んでいるのかと思いきや雑魚戦闘員しかいないもんでズコったんだけどw、でもこれもまた皇帝の防御力>攻撃力なのと同様に皇帝が乗ってる旗艦に外部からならばともかく内部に入り込んで直接攻撃を仕掛けるなんてありえないというザンギャックの傲慢さ、というか慢心ゆえのことなんだろうなぁ。てかこういうことになるかもと“想定してなかった”んだとしても、結果的にこういうことになってしまった以上、皇帝自ら最前線に出てきたのは判断ミスと云わざるを得ない(笑)。周囲にあれだけの大艦隊がありながらもフリージョーカーの突入後なにもできなかったのは皇帝のいる艦に攻撃するなど出来なかったからだろうし、それもこれも全て皇帝がノコノコ出張ったからだと思うとさぁ・・・・・・・・・やっぱ皇帝と殿下って、親子なんだなぁ(笑)。
で、マーベラス様がそこまで見越していたのかどうかは判りませんが、あの圧倒的な数を倒すのにこの戦法はなかったwwwww。不意打ちにも程があるってか、相手無抵抗じゃんw。これ海賊じゃなきゃ許されないよなw。そこでアイムの「海賊ですから」ってまじまじひでえ(笑)。
ていうかそのために
「てめぇは俺だけ見てろぉぉぉーーーーーっ!」
と叫ぶ鎧ってばほんと海賊っぽくなったなぁ・・・・・・でもこんなこと言えるようになっちゃっただなんて、お姉さんちょっと切ないわぁ・・・・・・><なーんて思っちゃったんだけど、でも地獄の番犬改めアイムの飼い犬になったボスによると、ここに至るまでに2000人程度の雑魚兵を倒して皇帝のいる場所まで辿り着いたらしいんで(そんな風には全くもって見えませんでしたがw)、アドレナリンMAXでの発言だったと考えればアリですよね、アリアリ!。
てかさぁ・・・・・・ギガントホース一隻であれだけの数を瞬時に壊滅できるって、とんでもない火力ってか性能を持ってたわけだけど、それを戦いに措いて全く活かせなかった「軍師・ダマラス」ってどうなんよ・・・・・・・・・^^(そもそも宇宙最強を軍師としてた時点でザンギャック駄目すぎんだけどねw)(ていうかもし殿下のお守りをダマラスではなくダイランドーあたりがやってたらゴーカイジャーはもうちょっと苦戦を強いられていたかもなぁ・・・)。
そしてあの数が撃ち落とされた結果どれほどの残骸が地球に降り注いだのかと思うと、地球人ってほんと・・・・・・・・・・・・・・強いよなーと思わずにはいられませんっ!!。ビバ地球!!。


そしてそして、ギガントホースとともに殺ったかと思った皇帝が地上に降り立ち、
マベ「往生際の悪いやつだ」
皇帝「それは貴様たちだ。運命を素直に受け入れろ。この私の手にかかって朽ち果てるという運命をな」
マベ「ハッ、そいつは無理だな。テメーは俺たちに勝てねーよ」
皇帝「なんだと?」
ジョー「(手首キュッ)この星を狙ったのが間違いだったんだ」
ルカ「この星にはね、あたしたち海賊でも手を出せない大きな力があったのよ」
ハカセ「お前には見えないだろうけど、僕達は6人だけじゃない」
アイム「私達の後ろには、この星を守り続けてきた人達がいます」
鎧「(ひとさし指を空高くビシィッと突き上げ)34のスーパー戦隊がいるんだ!その力、今見せてやる」
皇帝「ほざくだけなら誰でもほざけるわ」
皇帝の攻撃を一歩前に出たマーベラス様と鎧が弾き飛ばし
マベ「俺達は35番目のスーパー戦隊だが、海賊だからな(ニヤリ)」
鎧「お前みたいな気に入らないやつは」
全員「力の限り、ぶっ潰す!!」
でゴーカイチェンジ!!
で素面名乗りキッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!
素面がバストアップだったのは例年通りなんだけど、でもハカセだけはあの「おしっこのあとズボンで手を拭くみたいなポーズ」を引きで見たかったー(と清水くんには酷なことを言ってみるw)。
ていうかメットオンしてポーズ決めたとこでゴーカイグリーンがぐらっぐらしてたけどw、あれも中身清水くんなんかな?w。
ポーズと言えば鎧の素面ポーズがスーアクさんVerと違和感ゼロでビビッた!!。池田くんの戦隊愛の深さはもうこれまであらゆるところで目にし耳にしてきてますが、『子供のころの夢を叶えるためにしてきた努力』ってのがこの場面で圧倒的な説得力でもって現れてて、この人はなるべくしてヒーローになったんだなと!!。
だから、そんな池田くん=鎧がゼロ距離砲でもって皇帝にトドメ刺した展開は燃えしかなかった!!!。ここはやっぱりゴーカイレッドに決めて欲しかった(ていうか追加戦士て・・・)ってな人の気持ちも分からなくはないけれど、前述の通りザンギャックを倒す=地球を守ることは他の誰でもない、鎧の夢、なんだから、むしろこの展開はほんと燃えしかねーだろ!!。てか鎧の背中をすかさず支える海賊たちにくっそモエた!!!。
これはもしかしたら反論異論がいっぱい出るかもしれませんが、バスター抱える鎧の背中を支えてくれるマーベラス様たちを見て、地球(人)にとってはさ、鎧こそがヒーローであり、海賊たちはそれを支え導いてくれる追加戦士のような存在なんじゃないかなーと思ったの。登場当初から演じる池田くんのバックボーンと合わせて鎧=池田くん=俺達!と言われてたけど(わたしの周りはみんなそのつもりで見てました)、この時の鎧はさ、34戦隊と、地球の人たちと、そして35年間各戦隊を応援してきたちびっ子(みんな誰でも最初はちびっ子だっただろう?)たちの想いを背負ってバスター抱えてたんだと思うのね。あの瞬間鎧は紛れもなく俺達の代表だったと思うのよ。それを支えてくれた海賊たちは、俺達の35年間を文字通り後押ししてくれる存在、だったんじゃないかなぁって思ったんだよね。
それだけじゃなく、ジョーさんにはシド先輩、ルカとアイムには故郷の星、ハカセには・・・勇者?(笑)とそれぞれちゃんと軸になる話があって、マーベラス様には対バスコ戦というこの作品最高の見せ場があって、それらを経てマーベラス様たちがお宝=自分たちの夢と引き換えにしてでも地球に守るだけの価値を見出すことができたのは鎧という存在がいてこそだと思うし、鎧が立派なヒーローになれたのももちろんマーベラス様たちのおかげだしさ、宇宙海賊と地球人という異なる二つの視点をヒーロー番組(子供番組)として違和感なくひとつの物語に同居させて見せたのは見事という以外ないよね。


見事と言えば、最後にようやくサファリでマーベラス様がカレーを食べられて(既に5杯食べてるってのにおかわり待ってる間眉間に皺寄せてテーブルドスドス叩いて早くしろよと催促しまくるはらぺこマーベラス様アホキャワすぎるw)、特オタ保母さん再び登場、そして園児たちにツンデレかます海賊たちと、よくもまぁこれだけ綺麗にまとめたもんだなーと心の底から感心したわ。ダダ泣きしながら(笑)。スーパー戦隊たちにレンジャーキー=大いなる力を返しても海賊たちはこれからも変わらず海賊たちであり続けるんだろうなと思えるし、最初に書いたことの繰り返しになるけど、こんなに清々しい気持ちで心から1年間ありがとう!お前ら大好きだあああああああああ!!って見送れたのって初めてだもん。マーベラス様のお言葉じゃないけど、最終回見終えて「すっげー気持ちいい!」と思えたのはこれが初めてだよ。


そしてそして。
ゴーカイレッド・福沢さんの拳を受けて、その手の感触を一生忘れないとばかりにぎゅっとかみ締めそして頭を下げるレッドバスター・オッシーに身体中の穴という穴から液体吹き出て一人大洪水でした(笑)。
次回作ではスーツアクターとしてではなくアクション監督として作品に携わられるそうなので、ひとまずスーツアクター福沢さんには最敬礼でお疲れ様でしたと言わせてください。わたしの(大友になってからの)特オタ人生は福沢さんとともにありました。こんなに美しいレッドはきっともう二度と現れないと思う。ゴーバスで福沢さんがどんなアクションを作りだしてくれるのか、すっごく楽しみです!。
そしてオッシー!好きっ!!!!!!!!(笑)。


この1年間は本当に大変なことが起きて、そこから派生した電力不足や撮影スケジュールの調整、恐らくあったであろう脚本の変更という物理的なこともそうだし、それ以上に精神的に大変だったことでしょう。最終回まで無事作り終えるための苦労や努力は想像なんてとてもとても出来ませんが、でもそんなことを感じさせないパワーでもってこのお祭り作品を作り上げてくれて本当にありがとうございました!!。この1年間、こんなに素晴らしい時間を過ごせるなんて特オタやってきてよかったー!と何十回思ったか分かりません。キャストとスタッフの方々にはありがとうとお疲れ様をいくら言っても言い足りないよ。
最後にもう一回言うね。ゴーカイジャー大好きです!!!。


キャストの個別感想(というかジョーさんへの暑苦しいラブレターw)はGロッソ感想で書くつもりなので、とりあえずこのへんで。ありがとうって言葉しか浮かんでこないといいながらどんだけ書いたのわたし(笑)。



さーて、いよいよゴーバスターズが始まるよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!。
多分最後までこの気持ちは変わらないと思うんで、今から宣言しておきますね。
わたしはエンター様の僕です。
ていうかヨーコに本気で嫉妬してしまいそうな自分が怖い(笑)。