新堂 冬樹『硝子の島』

硝子の鳥

硝子の鳥

新堂初の警察小説とのことですが、まぁ・・・いつもとあんまり大差ないよね。しかもさして関係ないのにわざわざヤクザと芸能界が繋がっててどうこうとか入れてくるし。そんなに芸能界に夢中ならその知識と経験を活かし芸能界小説だけ書いてればいいのに。なんか最近の新堂小説は全て“できることなら映像化”を狙ってるのかなんなのか、最終的に救いがあったり希望があったりとちょっといい話として締めることが多くて温いわ!!と言いたい。ついでに今回で言えば黒幕と言える少女の存在が放置のまま終わってて続編に色気出してるのがミエミエなのも気に入らない。