『専業主婦探偵〜私はシャドウ』

面白いか面白くないかは別として、深キョンにしかやれない役だなぁ(笑)。専業主婦を馬鹿で無能扱いするって結構危険なことだと思うのだけど、その専業主婦が深キョンとなるとすんなり受け入れられちゃうし、あんだけフミくんフミくん言うててもイラっとしてもムカつきはしないってのは深キョンだからこそだと思う。ついでに深夜にラーメン食うどころか替え玉までしちゃってるのにツッコむ気が起きないのも深キョンならでは(笑)。
栗山千明様の秘密諜報員と比べると爽快感こそないものの、この世間知らずのお嬢様が冒頭のスケボー使ってトラックの下にもぐりこんでなにやら作業しあっという間にトラブルを解決できるほどのスゴ腕になる過程はちょっと興味があるし、この娘の父親だからのほほんとしたいいお父さんなのかと思ったコヒさんが笑顔の背後でフミくん使って何やら企んでるようなので、そこいらへん目当てにとりあえず継続視聴かな。
ていうかコヒさんとフジッキーの卓球上手すぎて笑っちゃったんだけど、あれリアルにやってたのか!?。
桐谷はちょっと中途半端かなぁ・・・。上戸さんを育ててた時よりは下世話な感じがするけれど、かと言ってかつての桐谷が見せてたほどの裏街道感というか、一筋縄ではいかない感じ?みたいなのがイマイチ見えないかなぁと。悪イケメンなら悪イケメンではっきりすればいいのに(上戸さんドラマは正真正銘イケメンだったし!)中途半端なんだよなぁ。ついでに古ちんとの関係も。対深キョンとしては桐谷がムチで古ちんが飴的な役割に見えたけど、桐谷と古ちんの間に初回を見た限りではさしたる魅力を感じなかったのが残念。存在感ってかオーラ的に食い合ってる感じがした。今のところはまだ同じ店子同士であり理容店の客と店主程度の関係性で、これから深キョンというイレギュラーな存在を通じて深く関わりあう中で本気出してくれるってんならいいんだけど。
しかし石田ゆり子の色気はすげーな。どれだけ旦那のことを信じていてもゆり子が相手となると異様に焦るというか焦燥感に駆られる気がする。