『東京DOGS』第1話

ドラマの売りは『小栗×水嶋』だってのは重々承知してますが、1話を見終えてこう全力で叫びます。


ナリ様が一番カッコよかったです!!!!!



わたし事前番宣張ってなかったしドラマ誌等も全くチェックしてなかったもんでナリ様が悪者役として登場なさることを全く知らず、画面にナリ様のあの世の中の穢いものを全てみてきたようなクールな目が映った瞬間ギャブーーーーーーーーーーーン><となりました。小栗VS成宮があらゆる面において素敵すぎて脳内汁ダク祭り。つーかナリ様のあの格好は何っ!?わざと!?わざとあんなエロエロのラインむき出しのトップス着せるとか絶対わざとでしょ!?。小栗さんに後頭部に銃突きつけられてホールドアップで歩くナリ様の喉元のほくろとか!!小栗さんにケツをこっちに向けて寝ろと言われ両手両足開かされて体中をまさぐられるナリ様とか(さほど間違ってはいない!(キッパリ))なんというお宝映像!!!!!!!!!これぞまさに月キュン(笑)。
てかマジな話、ナリ様めちゃめちゃカッコよかったんだけど何これ。ナリ様と言えばやはり小悪魔暗黒微笑で人々を手足のように動かす参謀役ですが、こういう身体張った悪役もすこぶるいいじゃねーのおおおおおおおお!!階段上の小栗さんと銃を撃ち合う動きというか銃の構え方とかキマってたし、オールバック風のヘアスタイルも男らしくて(でも色っぽくてw)めちゃめちゃ素敵じゃねーの!!。でもやはりナリ様の真骨頂は口笛で気を引かれ、見上げた先にいたボスの姿を見て目に一瞬この世の未練を浮かべたもののフーッと小さな吐息を一つ吐くその表情ですよ!!!そして微笑を浮かべてホールドアップ→自分の眉間を撃ち抜くその刹那に見せる色気ですよ!!!これを醸し出せる若手俳優はナリ様しかいませんっ!!。ナリ様は裏社会の住人役をやらせたらほんっとに間違いないわよねー。この空気感ってのは出そうと思って出せるもんじゃないからさ、1話で死んじゃったのはもったいないなぁ・・・。ラスボスの手前、ラスボスはナリ様!?と見せかけておいてその後ろに更なるボスがいたー!ぐらいの扱いでもよかったのにー。
てか小栗さんはヒロに「作戦変更だ。挟み撃ちにする」とかカッコよく指示だしてたけど、挟み撃ちどころか二人がナリ様に追いついた時点で既に勝地と吉高さんに思いっきり銃向けてたけどあれ挟み撃ちにしたことになんの?(笑)。


小栗さんはこれまたどエライ萌えビジュアルですね。スーツ姿似合いすぎ。あ、でも激安スーツ店で試着してたベージュっぽいスーツはナシで(笑)。あとまぁ軍隊上がりで捜査技術は一流(?)だけど堅物で母親には頭が上がらず手先がすこぶる器用ってキャラも悪くないかな。まぁさすがに仕事中ってかガサ入れ前は携帯の電源切っとけよ!とは思ったけどw、NYPDの刑事がNYで起きた事件(麻薬取引)の関係者を日本へ護送しそのまま警視庁の特殊捜査課に配属されるって時点でそこいらへんの設定に文句やらツッコミやらいうだけ無駄って感じだし(国籍の関係で絶対にありえないよね)。つーかやっぱりNYロケ無駄だったよね(笑)。麻薬組織のボスが日本人だからって警視庁の捜査員が応援に行ってた理由とか一切説明ナシだもんね。吉高ちゃん演じる謎の女だって記憶喪失の程度がどんなもんだかさっぱりわかんないけど普通NYにいたんだからNYの病院なりなんなりに収容されるだろうに何故日本につれてくる必要があるの?まさか日本人だから??。
で、ビジュアルとキャラはいいとしてもだからと言って小栗さんがカッコよく見えるかっつったら「うーーーーん・・・・・・」って感じなんだよなぁ。数日前に内容は微妙でも圧倒的に魅力的で超絶カッコよかった某サムライさんを見てしまっただけに、文句ナシにカッコいいとまでは言えないかなーと。ナリ様と銃撃戦してるのとか屋上からロープで降下するのとかはカッコよかったし、あと隣の部屋で吉高ちゃんがタッチ歌ってるのに合わせて自分もつい歌っちゃったシーンはハウーーーーーーン★てなったけど、両方とも小栗さんがピンで動いてる時なのよね。肝心のヒロ(マルオ)と掛け合いしてる場面が全くカッコよくないってか面白くない。まぁこの場面はコメディなわけだからカッコいい必要はないんだと思うけど、二人のシーンが一ミリもときめかないってのはこの企画として致命的ではないだろうか。その原因は恐らく小栗さんではなくもう片方にあると思うんだけどね・・・。
というわけでヒロですが、覚悟してたよりビジュアルはマシだったけど、これはちょっとなぁ・・・・・・・・・なんて言えばいいか困るわ。そもそもナンパなチャラ男と暴走族上がり(元リーダー)って設定が両方必要だったんかなと思った。多分一見チャラチャラしてるんだけど何かあればすぐ銃を持ち出す小栗さんの一方でいざとなったら素手で勝負できる男気があるとかそういうのを想定したんじゃないかなーと思うんだけど、どっちつかず・・・なんだよなぁ。アメリカ流の捜査法に不慣れだからとかいう以前にカッコつけと口先ばっかりで使えないオーラが出まくってんだもん。とにかくチャラい(と自分が思ってる)演技も熱い(と自分が思ってる)演技も全部同じ調子で薄っぺらい。というかはっきり言っちゃえばうざったい。ナリ様に捕らわれた勝地(と吉高ちゃん)を助けにきた小栗さんのシーンは流れてる空気に統一感があったんだけど、その合間にブツブツ言いながら畑路を急ぐヒロの場面になると明らかに違うんだよね。演技力の問題だけじゃなくてさ、もっと根本的なところが違う気がする。食い合わせが悪いってことなのかなぁ。あ、でも試しに会話シーンを1.5倍速で見てみたらそれなりにテンポよく見れたよw。吉高ちゃんを含め三人がまだ探り探りすぎていらない間が入ってるのがコメディパートのつまらなさであり気持ち悪さの最大の原因なのかなぁ。慣れればもうちょいマシになるかも・・・と思いたくはあるけどヒロだからなぁ・・・・・・。
勝地は悪くなかったです。弟分っぽさをしっかり出しながらも助けに来てくれた小栗さんに謝るシーンはしっかりと刑事の目だったと思うし、今からでも間に合うだろうからコンビじゃなくて勝地を入れたトリオ扱いにしたほうがいいと思う。ついでに言えば友和と筆頭にせっかくそろえた個性的な班員も絡めてチームとして動かしたほうが面白くなりそうなのになーとか思った。てか大塚寧々さんの役は友和が好きだから何でも言うこと聞いてるのかと思ったんだけど、上司の言うことには逆らえない中間管理職をデフォルメしたキャラってことなのか?。
で、BGMはあれ東京“DOGS”と笑う“犬”をかけてんの?(笑)。


あ、書き忘れるところでした。ピロシ(ヒロの後輩でバイクの後ろに乗せてあげた人)は初見じゃ全然わかんなくて、焦って見直してようやく気づいたわ・・・。ピロシったらイケメンのくせに画面に馴染みすぎ。その馴染みっぷりをヒロにちょっと分けてやってよw。



つーかねぇ・・・これわかる人には分かってもらえるかもという微かな期待を込めて書いてみますが、小栗さんの役がジョージ、ヒロの役が藤田くん、勝地の役が匠馬くんで俺天枠で見たかったですw。ケンケンは・・・敵サイドでw。