『JIN−仁−』第2話

日曜日まだー!?早く!!早く続きをわたしに!!!
さすがたかおが制作会見の場で「テレビドラマから離れてしまった人を呼び戻す」と豪語しただけのことはあります!もう面白すぎてどうしたらいいかわかりません。次回を心待ちにするどころかCMのたびに時計確認して「もうこんな時間!?」「やだやだ早過ぎる終わっちゃうよー」とジタバタするとかほんっとに久々。それどころか砂糖と塩でポカリ作れるってのには「な、なんだってえええええええ!?」と長屋の人々とともに本気で驚くわ(ポカリって万能なんだね!)仁先生が隔離部屋で一人奮闘するも患者に暴言を投げつけられたことで苛立ちと無力感に襲われ何もかも投げ出しそうになってる時に本気でテレビに向かって「たかおがんばれ!がんばって!!」と両こぶし握って応援するわ、それでも患者が一人死んじゃったのには「そんな・・・・・・・・・(呆然)」となるわ、俺ら母娘ピュアすぎるだろうw。しかも予告で仁先生が発症したら「やめてえええええええええええ!」とマジ泣きしながら「だからマスク取るなって言ったじゃないのよおおおおおおおおおおおおおおおお!」とギャーギャー叫ぶし、どんだけ夢中やねんとw。
激動の展開だった1話に比べたら展開そのものは地味だったと思う。緒方洪庵との初対面や患者を隔離してる赤い紐を迷わず越える龍馬と洪庵先生(この瞬間クーーーーーーーーーーーーーーーッ!!って痺れたわ!!!)という燃える展開はあったものの1時間ずーっと吐くわ漏らすわだったわけだしw。それでもここまで引きつける力は何なの!?他のドラマとの違いは何なのよ!?気持ち!?作り手側のパッションか!?それが俺らにビンビン伝わってくるからなのか!?あーもうほんっとに面白くて面白くてどうしようっ><ってわけわかんないことになってますw。

洪庵先生との初対面の場でコロリの治療法を伝えることができなかったのは、現代の日本においてコレラ患者なんてそうそう出くわすこともないだろうし救命のエキスパート進藤先生ならともかくw仁先生の専門は脳外科なわけで、てっきりコロリ(コレラ)の治療法を知らないからなんだと思ったんだけど、あの躊躇は治療法を教えることで結果的に何十万人の命を救ってしまう=歴史を大きく変えることになってしまうことを恐れたからだったのか。でも初回の感想でも書いたけど、仁先生は医者なんだよね。それこそ「医者が人を助けては成らぬ道理とはどのような物で御座いますかっ!?」なんだよね。そのことに気づかせるというか躊躇う仁先生の背中を押したのが咲ちゃんだったってのはいい展開だったなぁ。もちろん仁先生だって救える命をみすみす見殺しになんてしたくないと思ってるに違いないんだけど、でも現代人である仁先生は自分の行動が後にどれだけの影響を与えるか予想がつかないわけで、でもとんでもない影響を与えてしまうってことは分かるわけで、だから最初の一人がたとえ喜市であったとしても救ってはならない・・・そこで治療を行わないと一度は決めた仁先生はただの熱血じゃないんだなと思った。だって喜市ぐらいいいじゃんって思うじゃん。これだけ交流しちゃったからには情だって湧いてるだろうし、喜市だけ助けてあげても歴史にはさほど影響はないかも・・・って思ってもいいじゃん。でも喜市であっても助けようとはしなかった。これって喜市を助けたら他の人も全員助けてあげることになってしまうって分かってるんだよね。医者として。それってすごい決断だと思うわけで、でも結局そんな決断はさっさと捨て去ったわけで、それを仁先生の中での自問自答の結果ではなく咲ちゃんの言葉を聞いてってのは、仁先生の弱さというか少なくとも強くはないという人間性と、でも医者としての使命感の強さってのをさらに補完するいい展開だったと思いました。仁先生が出て行くのか!?そういわれてもなお歴史の改変をしないことを選ぶのか!?・・・ってハラハラしたところで長屋の扉をピシャッ!と締めてキリっ!とした医者の顔で振り返って指示を出し始めたのには絶対そうなるって分かってるのにキターーーーーーーーーーーーーーーーーー!って大興奮したもの。
てか綾瀬さんの咲ちゃんすごくいい。ちゃんと武家の娘って感じがする。これまで綾瀬さんの当たり役はホタルとかミスブレでやってた出来るところと出来ないところのギャップが激しいちょっと天然入った女の子って役だと思ってたんだけど、この綾瀬さんはもんのすごくいい。乳を封印した(笑)綾瀬さんめちゃくちゃいいいじゃないか!!。仁先生の気持ちを動かしたのも栄お母様に私は参ります!宣言したところも芯がビシッ!と通ってて凛々しかった。言葉にちゃんと力があったもん。
そんで演技力という面では1ランク落ちはするけどコイデップンのお兄ちゃんも咲ちゃんとの対比という意味ではすごくいいと思う。この兄にしてこの妹ありってか、妹のある意味無鉄砲で頑固なところをこれまできっとお兄ちゃんがフォローしてきたんだろうなぁって気がする。とにかく二人とも真っ当なご子息でありご息女なんだなってのが伝わってくるよな。それもこれも栄お母様の教育の賜物なんだと思うわw。で、お兄ちゃんコイデップンは“妹が戦いに赴くんだから私も行かねば”とかこれまた凛々しく宣言してらっしゃいましたが、その途中で龍馬が勝先生を斬ろうとしてるところに出くわしたことで予定変更になっちゃったみたいだけど、あれ本当はどこに行って何をするつもりだったんだろう?。それ以前にドリルで開頭手術からどれぐらいの時間が経ったのか分かりませんが、刀握ったりして頭の具合大丈夫なん???と思ったw。
で、龍馬ですよ龍馬。早くも仁先生ラブなわたしですが、内野龍馬は本気でやべえな!。何から何まで最高すぎる。コロリだって分かってて、しかもうんこ漏らしてるってのに躊躇なくおぶるとか普通できねーよ。隔離ラインをあっさり越えるその男前っぷりといったらさすがの一言。野風中谷さんを遊郭で呆然と見上げるその表情なんてまさに『人が恋に堕ちる瞬間を見てしまった!!』って感じだったもの。つーか龍馬に妖艶な視線を送る中谷さんが美しすぎてわたしまで発狂しそうです・・・。そうよ!こんなにも面白いってのにまだ中谷さんの野風はまともな出番ないのよ!?おかしいだろこのドラマ!!w。あーもう今回の咲ちゃんがあまりにも健気で凛としてて可愛すぎたもんだから、仁先生が野風に心奪われてしまうのかと思うとめちゃめちゃ複雑だよー><。
洪庵先生もさすがの存在感だったし、さすが後世まで名を残してる人物だけあるよなぁ。医術を学ぶものだからこそ得体の知れない(出所がわからない)治療法には易々と飛びつけないよね。でも恐らくこれまで蓄積してきた知識から導き出したかそれとも医者としての本能からかは分からないけど仁先生が提案した治療法が有効であることは分かったんじゃないかな。だからこそけったいな風体の若い男がなぜそのような知識を持っているのか!?ってことはものすごく気になってるだろうし、大先生と呼ばれるだけのプライドもきっとあると思うのよ。でもそういう複雑な感情はグッと飲み込み、そんな男に「弟子を救ってやってください」とキッチリ頭を下げてお願いすることができる。洪庵先生もカッコいいぜ!!。
それからそれから、喜市がイイ!。ものすごいタイミングでコロリ発症したのにはお前空気読めすぎ!!と思ったけどw、お願いだから喜市死なないでえええええええ!なんだっけ?枝豆を五百何日届けるには二十歳まで生きなくちゃなんないんだ・・・って聞き取れるか聞き取れないかギリギリの台詞回しで言うあのちびっ子の言葉聞いて、昔の人は二十歳まで生きることが当たり前ではなかったんだよなぁ・・・そんな時代で仁先生は一人奮闘してるんだよなーとか思うとまたじいいいいいいっん(仁だけにw)となるし、喜市が死んだら仁先生絶望しちゃうよー><。
栄さんに髪の毛剃れといわれて「それはちょっと・・・・・・」って困るたかおの可愛さヤバイ><たかおの困り顔が好きすぎる><。あと相変わらずつんつるてんの着物姿に激モエなんですが(長屋の人々がみんなちゃんと小さいから仁先生のスタイルの良さが目立つ目立つ!)、仁先生のサンダルには誰もつっこまないのね^^。歯ブラシシーンもよかったなぁ。医療行為はもちろんのこと日々の生活だって相当難儀してると思うんだけど、歯ブラシとかシャンプーとかそういう生活必需品はほんっとに困るってか大変だと思う。あとあと「ホルマリンいねーなー」ってボヤいた後で(すごい発言w)夕日の丘に寝転んで頭ワシャワシャーって掻き毟るのも可愛いよおおおおおおおおおおおおおおお!馬鹿みたいな笑顔と頭に手ぬぐい巻いて医者モードになったときの顔のギャップがたまりません。あと龍馬にあの坂本龍馬!?って確かめるために姉ちゃん(乙女さん)の名前を出すあたりがツボすぎるwww。あーもう仁先生に夢中!たかおに夢中です!!。