予告で「私が気づいてないとでも思ってた?」と誰かに聞く倫子様が流れて、その場所から道長に対してだと思ってた(そうとしか思わなかった)もんで、まひろに対しの発言だったのにはどっひゃあああああ!となった。ここで修羅場かよ!と。
まあ大宰府が襲われてるというのに道長はまひろの心配ばっかしてる(とあえて言う)んだから倫子様も一言言いたくなりますよねw。
最終回はまひろをガン詰めする倫子様に期待してる!!。
で、ラス前回はまひろと周明のメロドラマになるんだと思ってたらあのまま死んでしまったらしい周明ですが、「帰りたい帰りたい帰りたいーーーーーー!」という乙丸にあの放置周明をカットインさせたってことは、隆家たちの働きにより賊を撃退した後の姿だと、つまりまひろは周明がどうなったか自らの目で確認することはなかったと、禁忌なのに直秀を手ずから埋葬したまひろはもういないのだってことだとわたしは解釈するけど、それこそ直秀と比べて周明とはなんだったんだろうな・・・と思う。
松下洸平は「大切な人を守りながら亡くなったのは結果良かったんじゃないかなとは思う。想いは伝えたかったし最良ではなかったと思うけど、天国で「まあ良しとしよう」と思ってるんじゃないかと思うし、視聴者にもそう思ってもらいたい」と言ってるんで「まあ良し」と思えばいいんだろうけど、道長を巡る修羅場最終回になりそうだと思うと周明とはなんだったんだろうと思わずにはいられない。
道長がまひろの心配しかしてねえと書いたけど、国の一大事だというのに「道長のためを思って」などと言い訳する公任以下「F4」が最後の最後で揃ってダメダメになってんのは面白いな。
史実として刀伊の入寇に対し実資以外の公卿がなにもしなかった(褒章を与えようとしなかった)のは“それをしてしまうと武者たちが許可なく戦を行い褒美を要求するようになるから”だと理解してるんだけど、そこで「道長のため」というアホみたいな理由にすることで(対して褒美が出ないと聞かされた隆家の株はストップ高なわけで)そら時代が変わるわなーと思わされるあたりはさすがに上手い。