『降り積もれ孤独な死よ』第8話

確かに“入れ込み過ぎ”だとは感じでいたので、森が美来ちゃんを探す「理由」は必要だとは思うけど、制服着せて過去回想としてここまでどっぷり説明してくれなくても・・・。
しかも長々と聞かされた過去話が「理由」としては弱いというか、それこそ罪滅ぼし、つまり森の自己満足でしかないもんでいらない情報でしたとしか思えなかったけど、でも「自分がどうしたいかわからないならそれがわかるまで動き続けるしかないのではないか?」と森に言われて冴木がやる気を取り戻したみたいなんで必要な時間だったんだろう・・・。

で、やる気だしたら速攻で美来ちゃんがみつかったのは笑ったw。
さらにリッカのタトゥーが「花音さんの話を聞いていいなと思って入れただけ」ってんでズコーw。

あれだけじっとり過去話させておいて森の空回り感パねえんですけどw。

そんで美来から花音が例の詩を諳んじたあと「全て忘れて」と言って去っていったと聞きその場を飛び出した冴木は花音の居場所=佐藤創の故郷の村に向かいつつ、その情報と美来が見つかったことを五味に報告してたけど、冴木の予想通り例の滝つぼに居た花音のところに最も早く駆け付けたのが冴木って、この村どこにあんのよw。

トドメがそこへ笠松将が現れ冴木と揉みあいになって、
冴木「蓮水さん逃げて!」
笠松「逃げろ花音!」
で言われた通り逃げる花音ですわw。逃げるんかい!!w。

いやあ・・・今回で一気に突っ込みドラマになっちゃったけどそれはそれで(笑)。


思った通り笠松将は蓮水花音を守ってる(つもりの)ようですが、冴木たちと入れ替わるようにして健流母の部屋を訪ねたのはなんなんだろうな。
見つかった白骨死体はやっぱり健流だったことで笠松将が神代健流ではないことが劇中でも「確定」したけど、死体の身元があきらかになったのはそのあとのことだから(そもそも報道されるまでそのことを知る由はないし)健流の行方を捜す一環なのかもしれないけど、でもそういう感じではなかったように思うんだよな。すれ違いそうになったのが「冴木」だと判ったらもうちょい警戒とかしそうなもんなのに、そんな様子もなかったし。
だから普通にあの部屋を訪ねようとしたところで誰かの気配を感じて咄嗟に身を隠したようにわたしには見えたんだけど、その印象に間違いがないなら笠松将は健流母と知り合いってことになるのかな。
いや、知り合いなどではなく健流母に用事があって訪ねたってセンもあるか。
だとしたらその用事は花音に頼まれてのことだとか。

それから悟と会ってたし部屋に閉じこもってるってわけではなかったんだろうけど、あれだけ怯えてた優麿が「外に逃げる」ことになったのはどういう事情だったんだろう。
背後を気にしながら逃げてるところをガッツリ轢かれてたけど、轢かれたのは偶然というか轢いた車は無関係として、ここで優麿を死なせず意識不明の状態にしたということは、いずれ優麿の口から五味の言う「誰か」の名前が出るからだろうけど(だとしたらそのタイミングはラス前回のラストだろうな)、閉じこもっていればとりあえずは安全だろうになぜ外に出たのかの説明あるかな?(部屋中ゴミだらけだったから怯えながらも食料は買いに行っててそこを襲われそうになっただけかもだけど)。