『テッパチ!』第5話

出産・育児という働く女性に立ちはだかる大きな壁に対するサポート体制は万全ですよというアピールはしたいけど、さすがに『訓練期間中』の妊娠は現実問題としてフォローするのは難しい(だって妊娠してて、それこそ次回で描かれる総合訓練に参加するのは「無理」でしょ?妊婦であることを理由に肉体的な訓練が免除されるというならば別だけど)のでしょうから、そういう制度があると言いつつ「この子を守れるのは私だけだから」という理由で「辞める」という作劇だったのは「WAC」の話としては結局“こういう感じ”にせざるを得ないんだろなと思いながらも、そのなかで「人命救助」の実感を得たことで主人公に自衛隊員としての「核」ができるという重要な描写もあり、まあ訓練学校を退学するのになんでバディ以外の班員がいなくてたかだか1週間弱合同訓練を一緒にやっただけの男どもが敬礼で見送ってんだよwwってな話だしw、主人公と防大出のエリート上官とのラブコメについてはもはやぶつかるためにランニングしてません?と思うんだけどw、自衛隊ドラマとしてはこれまでで一番マトモだったかなーといったところですが、元テレビマンで震災を機に自衛隊に入ったという柏原収史のあの話を聞いたあとで「なぜ自衛隊に入ったのか」という質問にたとえそれが本当のことだとしても「面白いネタがあるかと思って」と答えるところ、小説家志望の人(いまだに名前が覚えられないという事実がこのドラマのダメなところを物語っているように思う)が恋愛のみならずこれまでモロモロが上手くいかなかった理由はそういうところにあるんだと思うぞ?。


それはそうと、おいちょっとまて。ちょっとまて主人公。
繋がれてる柴犬の首輪に余計なもんつけんな!あんな時間にあんな状態で繋いでる飼い主も飼い主だけど気が付いたら見知らぬキーホルダーが首輪にぶら下がってたら警察に通報するわ!!。
(と書いた瞬間、もうウン十年前のことだけど家の玄関先にパックに入ったコロッケが置かれててめちゃめちゃ怖かったことを思い出した。家族であれやこれやと言い合ったけど意味がわからずただただ恐怖でしかなかったんだけど、あとからわんこの散歩途中で会ってちょっと遊んでもらった近所の人(知的障害のある人)が遊べて楽しかったからとお礼のつもりで持ってきてくれたということが判明し、心底安堵すると同時に好意を恐怖としか受け止められなかったことが申し訳なさ過ぎて落ち込んだことを。あのときの恐怖心を思い出すと主人公のこの行動はドラマといえども許せん)

って松さんじゃないですか!!!!!それとこれとは別問題だけど松さん相変わらず可愛いよ松さん!!!!!。