『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』

主役の人が苦手ではありますが、久々に連ドラで松田翔太を拝める喜びのほうが勝ちました。
えーっと、腹回り肉ついた?。
序盤でエスカレーターだか階段だかを下りながら白のセットアップ姿の主人公とやりとりする白タートル姿のシーンで腹回りを思わず凝視しちゃったんだけど。
服のせい、もしくは映り具合のせいでそう見えただけであってくれ、たのむ。


繰り返しますがわたしは主役の人が苦手なのでそんなふうに捉えてしまうのだろうという自覚はある、と前置きしたところで言うけど、「変人」「奇人」じゃない高畑充希に需要あるんですかね?。
30歳になって初の主演作とのことなのでこれまでのイメージを変えるような、変人や奇人ではない「30代の社会人」を演じることそれ自体がこの企画の肝なのでしょうが、それにしたってこんな箸にも棒にもかからないお仕事ドラマ・レストラン再建ドラマを高畑充希で見たい人がいるのだろうかと思うんだけど(いまふと思ったんだけど、既存イメージを変える云々を抜きにして、ゴシップの黒木華ちゃんとこの高畑さんをトレードすれば双方それなりにしっくりきそうな気がする)。

ていうか衣装ひどくない?。アイテム的には悪くないのかもしれないけどどれもこれもあまりにも似合ってないんだけど。この手のドラマでひとっつも素敵だな→調べようとならないのは致命的かと。

挙句「(メニュー作りの)お手伝いします」といって厨房に入ったのに着替えないとかね。手伝いといっても調理ではなく試食だったけどせめてエプロンぐらい着けなよと(ジャガイモ剥いてくれって言われたような)。
この時点で“その程度のお仕事・レストランドラマ”だと思っちゃう。


“自由人で雑誌の表紙になるような「社長」に振り回される部下”という設定で「着飾る恋には理由があって」を思い出したけど、あれの裏バージョンとしてみればちょっとは楽しめるかな・・・
って、そこまでして見続ける必要あるか?と自分でも思うんだけど、だって松田翔太笠松将がいるだけでなく今回の忍成修吾は「空気が読めないお調子者(二児の父)」なんですもの・・・そんな珍しい忍成修吾を諦めるなんてわたしにはできない・・・。