『ケイ×ヤク』

いやあ、これを見るために早起きしちゃったよね!いや正しくは起床予定時間の1時間前にバッキリ目が覚めたんだけど。

というわけで早朝からいそいそと初回を見ました。この感じ久しぶりだわー。
どのぐらい久しぶりかというとちぇりまほぶり。劇団エグザイルと仮面ライダービルドを×(かける)と俺のなにかが燃え滾るっ!。

と思ってたんだけど、初回はよくもわるくも思ってた感じと違った。
原作があるのは知ってますが、素直にストーリーを追いたいのであえての未読(カートには既刊全巻入れてる状態)で、原作カットそのまんまだというキービジュアルを材料にしてた予想(というか妄想)はもっとコメディ寄りだったんで思ってたよりもずいぶんとハードだなという印象です。
でもこのハードさは嫌いじゃない。求めてたものとは違うけどこれはこれで。
と思ったら、本編のあとの「おまけ」パート、これよこれこれ!わたしはこういうものを予想してたし欲してた。犬飼くんに翻弄される鈴木伸之が欲しかったんです!!。

で、これ二人はこれから初回冒頭の、あのラブラブな関係になっていく・・・・・・んですか?。

公安刑事と飛ぶ鳥を落とす勢いで出世し現在若頭のヤクザが、失踪(公的には死亡扱い)した刑事にとっては「先輩」でヤクザにとっては「姉貴」について調べるために「秘密のケイヤク」を結ぶのはわかるし、物語の始まりとしてときめきしかない設定だけど(しかもその鍵となる女性が栗山千明様)、そこからなにがどうなってラブラブになるのかと。
犬飼くん演じる獅郎(「しろう」ってずいぶんと地味な名前だなと思ったけど字を見てなるほどなとなりました)は総理大臣の愛人やってるみたいだけど、それは目的あってのことだとしてもそもそもゲイということなのだろうか。

ていうかその総理大臣が板尾さんで、鈴木伸之の上司である公安部長が徳井さんって、さすがにどっちか本職にしてほしいんですけど。犬飼くんの兄貴分が元エグザイルの松本さんなのはまあいいとしても、ドラマを支えるポジションがこのメンツじゃあまりにも心もとない。
と思ったら、これガッツリ吉本が噛んでる企画なのね。そういうことならそういう意味で期待値を下げますわ。

おそらく原作通り(の流れ)なのかなと推察しますが、過去と現在がひんぱんに入れ替わるもんでちょっと混乱するかなぁ。
鈴木伸之演じる一狼(こっちは普通に一郎でいいだろうに、おまえもそんな字面なんかいw)が悪夢として繰り返し見ているのであろう両親が死んだ瞬間は、それが例えば未解決であり一狼は犯人を見つけるために警察官になったとか、現在まで続いてる要素であるならば初回でそれを説明するだろうし、その点一狼が拘ってるのは「先輩のこと」だけっぽいのでトラウマ的な「過去」というだけだとして、一狼がその存在を知らなかった「弟」と「姉・莉音」には当然なんらかの事情(過去)があるだろうし、先輩の事件も3年前であるわけだからこの先も時系列は行ったり来たりしそうだけど、その“見せ方”があんまりうまくなさそうで。

あんまりうまくなさそうと言えば、身繕いをして部屋を出る総理を見送らない(ベッドの中からでない)獅郎ってなシーンで背中に入れ墨背負ってるのを見せてたけど、いかにも四角いシールを貼り付けましたってな感じで笑ったわ。一瞬ベスト着てんのかと思ったもんw。
って、このあまりにもあまりな不自然さはもしかしてマジでシールってことなのか?。
政治家や大物要人とコネクションを作ってる(そのために身体を使ってる)ことには理由・目的があって、ヤクザやってんのもそのためのことで「紋々なんか入れるわけねーだろ」なんつって一狼の前でぺりぺり~っと剝がしたりしますかね?。