『SUPER RICH』第9話

春野家がヤバすぎてドラマだけど真面目に引くわ。
息子に200万借りたくせになに他人の連帯保証人になってんの?ってこともだけど、どんだけ特殊な注文印刷なのかわからんし納期までどれぐらいの日数があったのかも知らんけど、2000部の注文に対し200部しか印刷できませんでしたって「契約」をなんだと思ってんだ?。
自分とこの印刷所では印刷しきれなそうだから知り合いの印刷所に頼んだらその印刷所が倒産しちゃったとか言ってたけど、200部しか印刷できなかったってことは知り合いの印刷所に1,800部の印刷を頼んでたってことなわけ?。
これが1500部は印刷できたけどそういう事情で500部は間に合わなかったってんならまだ(ドラマのなかの事情として)理解できるとしても、200部てどういうことよと。優が怒りながら指摘してたけど頼んだ会社が倒産して印刷しきれないとわかった時点でなぜ報告しなかったんだよと。

地道にコツコツ働いてるけど正直者がバカを見る的な感じで値切られたり値下げ要求を受け入れちゃうから経営カツカツとかさ、そんな感じなんだと思ってたのに2000部の注文に対して200部しかできませんでしたで土下座って、ただの無能じゃねーか。貧乏に慣れてる以前の話だろ。

優も優で、結婚して1年とか経ってるんだろうに自分が家を空けてる時に体調を崩した妻を病院に連れていってくれた人に対して「夫婦の問題なんで口を挟むな」とかよく言えるなと。まずはありがとうございますだろうがと、面倒をお掛けしてしまって申し訳ありませんだろうがと。
衛の身体のことも東海林を追いかけようとして止められたときも、宮村には一切落ち度はないし八つ当たりだってされる謂れはないのに、私情挟みまくりで食って掛かってなんだコイツとしか思えん。挙句豪徳のこと呼び出して愚痴るとかマジでなんなのコイツ。

当初から春野優というキャラクターに対してあんまりいい感情を抱いてはいなかったけど、春野家まとめて(妹は関係ないけど)もはや嫌悪感しかないんだけど。

で、優が宮村になぜこんなにも失礼な言動をとったかと言えば、それは衛が優に体調のことを言わずに宮村の厚意に甘えたからなわけで、子供のこともあるし病気のことを年下夫に言えない気持ちはともかくとして社長としては無責任と言うしかないよなあ。

あとまあ東海林が才能に惚れこむ同人作家の描写もよくわかんなかったよね。
同人誌作ることは趣味であり生き甲斐で、電子書籍に興味はなかったものの東海林のしつこさに負けてイベントに出店する手伝いをしてくれたら考えるってな話だったように記憶してるけど、手伝いって搬入とか売り子とかそういうことかと思ったら印刷代をスリースターブックスに持ってくれって話だったわけ?訴えるってことは2000部印刷して製本するという“契約”を反故にされたからってことなわけ?。
ただの2000部ではなく細部まで拘り抜いた“特殊印刷”らしいけど、それ今回が初めてなわけじゃなくこれまでもずっとその形で本にしてきたってことなんだよね?だったら自分の注文に応えてくれる印刷会社があるわけでしょう?そこを東海林に紹介すればいいのに“電子出版専門会社”に丸投げした同人作家にも責任はあるんじゃないの?。もちろん200部しかできていないことを前日に知る(作業状況の確認を怠った)スリースターブックスが悪いことに異論はないけど。


これまでも内容としては「酷いな」の一言でしたが、それでもネタドラマとして笑えるから見続けてこられたけど、今回でそれすら無理になってしまった感じだな。
そんでもってなにが一番アレかってこのドラマ次回が最終回ではなくあと2話もあるらしいってことなのよね・・・・・・。