『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』第7話

登場した瞬間から「犯人ですね」ではあったけど、だからわたしモロ師岡に激弱なんだってー!可哀想なモロ師岡見ちゃうともうそれ以上なにも考えられなくなっちゃうんだってー!(あとそういう平田満も)。
いや思いっきり殺人犯だし、全然可哀想じゃないじゃんって思うかもですが、幼い息子が飛び降り自殺の巻き添えで死んで妻も後追い自殺をした孤独なモロ師岡ってところだけ抜きだしたら超可哀想だし!それにモロ師岡は東海林先輩のことを“後継者”と言ったけど、後継者というか、妻子が死なずに仕事に打ち込めた自分を投影してるんじゃないかと思ったんだよね。刑事としての自分を重ねて見てるところがあったと思う。それなのにボコボコにぶん殴られてオッサン呼ばわりされて“あんたの後継者なんかじゃねーよ”と言われてしまった。これが可哀想でなくてなんなのかと!!。
ていうか藤堂VS犯人に割って入るタイミングが毎度毎度神がかってる東海林先輩ですが、コーヒーin唐辛子やったことで藤堂に歩み寄り、最終的に藤堂を繋ぎとめる役割を担うんだとばかり思ってたのにここへきて藤堂への態度が危険視を超えて敵視してるんだけど、藤堂を引き戻すどころかもしかしてこれ藤堂VS東海林先輩になるのか?。ナイフと盗聴器(だよねあれ?)をすり替えたのは藤堂に一線越えさせないための監視の一環ってなセンもまだあるけど、東海林先輩→藤堂がツンデレのツンだとはちょっと思えないレベルになっちゃってることをどう捉えればいいのかわからない。
自分だって違法捜査しかしてないうえに止められなかったら犯人殴り殺してたかもしれないくせに、まるで狂犬な東海林先輩ですら嫌悪するほど藤堂は異質だってなことなのでしょうが、そうは思っても東海林先輩お前が言うな感。