『SUPER RICH』第2話

赤楚くんの春野優を「衛さんが拾ってきた犬」扱いするのはまあいいとして、町田くんの宮村空が「その飼育員」ってのにうへえとなるし、それからそうめんを「いただきます」する衛に対し優に「召し上がれ」と言わせるのもそこに黒沢さん味を感じてしまって(裕福な育ちではなくとも親がそう言ってたとかなら息子も「召し上がれ」と言うかもしれないけど、料理を作ることが趣味ってわけでもない二十代の男性がいただきますに対して「召し上がれ」と言うってのは違和感を覚えるもん)モゾっとしたのはそれとして、初回の感じだともっと完全に「全てを失う」のかと思ったのになんたらヒルズに構えたお洒落なオフィスを失っただけで会社は存続できるのか・・・と拍子抜け。

生まれた時から金持ちの三十代女が無一文になってさあどうする?って話なんだと思ってたんで、古い一軒家にオフィスを移転してここからみんなで頑張りましょうって、え?なにそれ??という感じ。

てか40人からの社員を路頭に迷わせることになるとギャンギャンやってたけど、引っ越しやってたのは相関図に載ってるひとたちだけで、残りの人たちの扱いはどうなってんだ?。どれだけの坪数があるのか知らんけど衛はこの家に住むんだろうし40人からの人間が働けるようなスペースがあるとは思えないんだけど、テレワークですかね?。
それとも解散(破産?)してそれでも氷河衛についていくと決めた人員で一軒家から再出発するってことになって、その人員が相関図に載ってるひとたちだけでしたと、もしかしてそういうこと?。残ったの役員と編集部の2人とインターンだけってこと?。
だとしたら「実務」を担ってた一般社員は誰も付いてこなかったということになると思うんだけど(それがまともな判断だと思う)、だとしたら40人を守る云々で言い争ってたのがバカみたいじゃんw。

ていうか会社がこんなことになってまでインターンとしてしがみつく三人の学生もだけど、インターン試験に落ちた(遅刻した)人間がシレッと混じってることが謎すぎるんだけど。
“余計”な人件費払ってる余裕なんかないだろうに、なんなのこいつら無給でもいいとか言ったんですかね?。
てか拾ってきた犬が厚かましすぎるんだけどなんなのコイツ。屋台のラーメン代500円が実家に帰る電車賃だったとか言ってたけど、500円で帰れる距離なら歩こうと思えば歩けんだろ(神奈川なら横浜、埼玉なら浦和、千葉なら松戸あたりが500円圏内じゃない?)。

初回は面白そうと思ったのに2話にして一気にその気持ちがしぼんでしまったわけですが、この古い一軒家から再起を図るべく奮闘するお仕事パートと、古い一軒家で距離が近くなったことによるラブコメパートで行く感じですかね?。フジテレビへの嫌悪感がますます育ちそう。