『彼女はキレイだった』第9話

あそこで宗介が記憶喪失にならないならば、入稿データを「今回は僕が持っていく」と言って印刷所に向かう途中で事故に遭って死んでしまうか、打ち上げの最中編集部で2人っきりになったところで愛に膝枕されたまま死ぬんじゃないのかよ!?韓国ドラマってそういうもんだろ!?

とか思ってたら、副社長に就任するという編集長の甥(弟だと思ってましたw)が宮城さんで「そっちかよww」となり、じゃあ樋口さんはナンタラって小説家のほうかーと思ったらビシっとスーツで決めるどころか髪型までぴっちり横分けで笑ったw。

しかしメディアに出ないアーティストの穴埋めに覆面作家ってさすがに方向性が違いすぎないか?
というか、いくら“人気小説家”といってもファッション誌を購入するような層が小説を読むか?と思うわけで(暴言)、例えば全盛期の東野圭吾覆面作家だとしてそれまでひとっつも情報が開示されていないなかで初めてインタビュー記事が載るとなったら普段ファッション誌を買わない小説の愛読者たちが買うだろうから売り上げは多少なりとも上がるだろうけどそれはその号だけであって、繰り返すけど小説家のインタビューなんぞ本来の読者層には刺さらないであろうわけで、だからライバル誌よりも売り上げが良かったからといって次の号でまた元に戻るんじゃないの?としか思えないのだが

・・・と思ってたんだけど、樋口さんがバリバリ顔出しするならば話は別か。
歌舞伎に全く興味ないであろう人たちが市川染五郎さんの美麗グラビアに沸きまくってることを考えれば「イケメン小説家」として話題になるのは間違いないだろうからグラビア付きでエッセイでも連載すればそれ目当ての固定客が見込めるか。ついでにある程度記事が溜まったら書籍化してサイン会すればプラスアルファの収益も見込めるし。

という説得力のある「初めまして、楠瀬凛です」であった。
少なくともわたしは顔だけで楠瀬凛のファンになる自信がある。「あの顔で!楠瀬凛て!!」とツイートする自分が目に浮かぶ。