『リコカツ』第5話

自衛隊女があたまおかしいことは確定として、咲が移動した先の文芸部の先輩だか同僚だかの女も悪意を隠さないタイプなのかよ・・・。

移動の挨拶した時に早口でなんか言ってたのは「文学オタク」ってことなんだとわたしは解釈してて、そういうタイプの人間にとって綺麗な顔して綺麗な服着てファッション誌しか読まなそうな女など「敵」以外のなにものでもないだろうから咲のことを“嫌い”だとしてもそれはまあ仕方ないかなとは思うし、そんな女がたとえ“ピークは去った”とはいえそれでも社の利益を大きく占める売れっ子作家の新作を、それも「これまでとは作風が違う作品」なんてものをモノにできるかもとなれば編集者として面白くないのも当然だと思うけど、それをああいう形で表に出す、他人にぶつけるような人間(というか、「女」)ばかりでうんざりするわ。
(それを言うなら小説家が一番人間として「ヒドイ」んだけど、でも蟹釜ジョー先生も結構我儘でめちゃくちゃな人格してるし「売れっ子」はそういうものだということで、小説家については“ドラマのキャラ”として見られる範疇かな、今のところは)

ていうか、前回のラストで紘一が署名した離婚届が元カレの手にあるという展開になんだかなーと思ったわけですが、今回それを自衛隊女が目にする流れがあまりにもアホらしすぎて。

挙句“部下の妻の職場”に押しかけてあの言いようって、オイオイあんた目の前の女のことを遭難させかけたこと忘れたの?と、もはや恐怖でしかないでしょこの女。


双方の両親の離婚騒動に右往左往する一方で、咲と紘一はリコカツを辞めもう一度やり直そうってことになったのに、お互いの事情・要望を譲ることができず離婚届にサインするしかない(双方の父親も併せてトリプル署名)となりましたが、自衛隊なんて異動も多いだろうし部隊によっては海外派遣だってあるわけで、「別居」という選択はサラリーマン夫婦よりもずっと身近なものなんじゃないかとわたしは思うのだけど、子供がいるわけでなし(それどころかこの夫婦まだ初夜ってないんじゃない?)基本は別居で休みの日はお互いの家を行き来するようにすればいいんじゃないの?と、そのうち咲の仕事も落ち着くだろうし、紘一だって何がどうなるかわからないわけで、それでも「一緒に暮らさないなら夫婦ではない」という持論を曲げることができないと紘一が言うのならば、それはもうそれこそ「住む世界が違った」という理由で別れるしかないよねえ?。