『100万円の女たち』第5話

これ紛れもないハーレムドラマなのにあんまりそういう感じはしないというか、まるで普通のことのようにそのハーレム状況を淡々と見せてるってちょっとすごいんじゃないか?と5話にして突然思った。
風俗行ったりセックスしようかって言われたり下着姿に欲情しますかとか一緒にお風呂とか、エロ要素はふんだんにあるのに性的な匂いを全く感じない、感じさせないってすごくないか?と。
ハーレムを描くことが目的ではないからかなぁ?。主人公が女たちから迫られることよりも、女たちの素性であり月100万の支払い能力がある理由のほうが気になるし。
でもやっぱり一番の理由は主人公に野田洋次郎をキャスティングしたことなんじゃないかな。
この人の専業役者とは違う佇まいがこの状況をあるがままに見せてるように思う。
だからといって熱量が低いわけじゃないんだよね。
一心不乱に文字を書くだけの映像には妙な迫力と説得力があって、それは実際にこの人が身を削って作品を生み出しているからだろうし。
でも腕まくりには全くモエなかったです(笑)。よかった腕まくりにまでドッキンコしてたらわたし完全に敵に魂売り渡すところだった(笑)。
そして何を言われても表情変えず(声音に出さず)「はい」と従う砂子くんはどんな人生を送り何があって美波さんの下で運転手をやっているのか、とても気になります。あの状態の男をどうやって「助ける」のかと。
ついに本性を見せ始めた花木ゆずの動向も気になるし、ていうか女たちに招待状送ったの誰よー!?ぜんっぜんわからん!!。