ミュージカル『黒執事』−The Most Beautiful DEATH in The World− 千の魂と堕ちた死神@赤坂ACTシアター

初日の感想です。




ヒデ様のドルイット子爵やべえ!!!



もうね、声がアニメそのものなの!。
「おおっ・・・おおおっ」ってコレ!この第一声とか達央さんそのものだもんで、客席がザワっとしたよね!。
相変わらずタッくんグレルはもう2.5次元における神の領域なんだけど、そのタッくんグレルにひけをとらないリアルドルイット子爵おった!!!(呆然)って感じよ!。



以下、内容に触れてます。




細かいことを言えばカットされた演出や今回新たに付けられた演出がありはしますが、大筋としては前回と変わりません。
前回あれだけわたしがハァ!???と思った「極上の愛」を求める葬儀屋も、それに応えるべく演歌歌うセバスも変わりません。
でもわたしがいっっっっちばんふざけんなああああああああ!と思った「ホモ死神の手先となるドルイット子爵」は全然違ってた。
もしかしたら言ったりやったりしてることは同じかもしれないけれど、受ける印象は全然違います。少なくともホモ死神に使われてる感じは全くない。
今回のドルイット子爵はガチモンのド変態なんですよね。だから斬殺してるのに血は一滴も流れず、死体も生前の姿のまま、むしろそれ以上に綺麗な状態として殺せるエリックに脱帽し感服し、そして崇拝するの。単純に純粋にエリックの殺人技術に惚れこむんですよ。なぜならば『美しいから』。
だからエリックが美しい殺戮を行えるように自分に出来ることならなんでもする。私財だって投げうっちゃう。なんなら僕の裸体も捧げちゃう。
これには納得。わたし全力で納得できる。
繰り返すけど、もしかしたら前回の藤田くんドルイット子爵も同じ流れだったかもしれません。だけど決定的に違うのは、藤田くんドルイット子爵は“こっち側”だったんだよね。自分の欲望を満たすためなら人の命を奪うことも喜んでするようなヤツだけど、それでも立ってる場所はこっち側だった。そう感じた。ステッキ型のマイクで歌っても「不死鳥!!」とかやらない(笑)。
で、エリックもこっち側なんだよね。千人もの女の命(魂)を奪ってはいるけど、それでもこっち側。だから前回はドルイット子爵がエリックに使われてるように見えたんだと思う。
で、ヒデ様ドルイットは完全に“あっち側”の人なのです。この人は嬉々として不死鳥ポーズするよ(笑)。
今回のドルイット子爵はあっち側。これがわたしにとっては超デカイ。ドルイット子爵がホモ死神のパシリに見えないってだけで、舞台に対する印象全然違ったもん!!。


あと死神のメインが良知とガウチになったことで、死神協会ソングダンスのキレは格段に増してます!!。もーーーーーーーうこれめったくそかっこいいからね!タッくんグレルが!!w。
グレルはネグリジェダンスもそれはそれはもう・・・・・・セクシーだし、タッくんグレル単品で見ても前回よりははるかに満足&ストレス少なめで見られます!!。
あ!あとあとカテコでセバス・・・ではなく優也がほんの一瞬ガシガシ踊るんだけど、それちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおカッコイイから!!!!!!。
カテコの最後の最後でタッくんと優也がどちらからともなく肩を組み合い讃え合いしながらはけてったのには悲鳴出たよね。そりゃ出るだろ!!。


とりあえず、「楽しかった!」って思える初日でなによりです^^。