音楽舞闘会『黒執事』-その執事、友好-@サンシャイン劇場

千秋楽から大分日にちが経ってしまいましたが、楽の挨拶レポを含めたまとめ感想を残しておこうと思います。別舞台の資金確保のためにチケットを捌いたものの初日を見てタッくんグレルのあまりの本物っぷりにギャーン★となって慌ててチケットを買い戻したアホな人の感想です。だって・・・だってだってあまりにもタッくんグレルが衝撃だったんですもの・・・。


年末にDVDが発売されるし長いんで畳んでおきます↓↓↓




ざっくりとしたあらすじは、
カレー事件を無事解決し続いてサーカスに潜入予定のシエルはファントムハイヴ家主催の舞踏会を開催することにした。そこへ日本の玩具メーカーの若き社長・ユウキとその兄・カイ、そしてボディーガード(なのか?)のキリトの三人が訪ねてくる。女王からの手紙に『日本からの客人に丁重なおもてなしを』と書かれていたためシエルは彼らを舞踏会に招待するが、ユウキが余興として笛を吹いたその時、何者かが乱入しユウキに銃を向ける。折りしもその頃ロンドンの街では日本人や日本と交流がある人物が連続して殺される事件が発生していてヤードは国粋主義者による犯行だと推理しているが、シエルは他にも日本に関係している客がいたにも関わらずユウキを狙った理由に心あたりがあるかとカイたちに問う。実はユウキは笛の音によって魔物を祓う力を持つ一族の後継者であった。本来であれば兄のカイが継ぐところだが指を怪我したことで弟のユウキがその力を継ぐことになったのだ。だがユウキは自分の笛は魔物を祓うのではなく呼び寄せると言い、また共に行動しているキリトが自分の両親を殺したと言う。シエルは事件の背後に死体を操るものが存在していることに気付き、おびき寄せるために偽音楽会の情報を流す。その情報に引っかかったカイがついに本性を現す。カイは魔物を呼び出す力を持っており、召還した鬼神・キリトをそそのかし、指を失い弟を後継者に指名したことを恨んで両親を殺害させたのだった。死にゆく両親にカイと間違えられユウキを頼むと託されたキリトは、本当のことを告げることなく最期までユウキを守って死に、そしてセバスチャンはシエルの命によりカイの命を奪う。もう笛を吹くことはないが笛がなくとも強く生きていくというユウキに、その証しとして自分のステッキと笛を交換しようと持ちかけるシエル。事件の真相を知らされることなく一人日本へ帰るユウキの姿が見えなくなったところで、笛を玩びながらシエルは言う。「(女王が手に入れろと命じた笛は)案外簡単に手に入ったな」と。
そんな感じです。
簡単に言えば家業の後継者たる弟を兄が殺すために日本から遠く離れたロンドンでカモフラ殺人を行い、いよいよ弟を殺すぜー!ってところで運悪く悪魔で執事のセバスチャンと出会ってしまって退治されましたってお話。ものすごい強引だけどw。黒執事の魅力の一つは各エピソードの結末が単純なハッピーエンドではなくちょっと苦いところにあると思うので、その点この舞台の騙したというわけではないんだけどでもユウキの気持ちを利用して目的=女王の命を果たしたシエルってのはなかなか良かったと思う。
原作を弄ることなく原作と繋がりを持たせようと苦心した末のことなんだろうな・・・というのは想像できますが、このざっくりあらすじを読めば分かるかと思いますが舞台上で動いてるというか話を作ってるのはオリキャラの三人なんですよね。基本は女王からの命を受けたシエルとセバスが体当たり(笑)でそれをこなす(解決する)物語であるから構図としてはいつも通りではあるんだけど、『2時間の舞台』で原作キャラに見せ場を与えつつオリジナルストーリーを展開するのはやはり難しかったな・・・という印象です。せっかくのオリキャラだけど、三人揃って魅力を感じることができなかった。なまじ原作キャラの再現度が高いせいで余計オリキャラが浮いちゃってたんだよね。多少浮くのは当然だと思うのね。だからこそ「鹿鳴館が出来たので西洋のマナーを学びにきた日本人」って設定を持ってきたんだと思うんだけど、その割には衣装なんかが中途半端なんだよね。どうせ浮くんだからいっそ着物でもよかったんじゃないかとか思ったわ・・・ってルイルイのお着物姿が見たかっただけですがw。
キャラの掘り下げも足りなかったと思う。鬼神であるキリトは宮下くんの演技力もあってユウキへの複雑な想いを抱える哀しい魔物ってのは伝わってきたものの、同じ“人ではない者”であるセバスチャンとあとまぁグレルwとの絡みはもっと突っ込んで欲しかったし(キリトってセバスやグレルが人間じゃないって気がついてたのかなぁ?)、カイが指を失ったのは魔物から弟を守るための事故だったんだろうに(だよな?)、そこから魔物を呼び出す手法を身につけ両親を殺すことを願うようになるその心の動きがサッパリだし、せっかくシエルと同じような境遇だってのにシエルとユウキの友情とまではいかずとも心の交流みたいなものも別段ないしね。シエルはそう易々と人に心を許さないところがイイんだけどさ、でもソーマとは仮にも友情らしきものが芽生えたわけだしユウキとの間にソレらしきものがあってもいいと思うのよね。なんのための「親を殺され後を継いだ若き玩具メーカー社長」設定なのかと。シエルとユウキのデュエットがそうだってことなんだろうけど、あれって二人の心情がシンクロしたってだけであってそれを交流とするのはちょっと不満足。せっかく塁斗をキャスティングしたってのにユウキという少年の設定と存在が一番曖昧だったってのが勿体無さ過ぎたと思う。
それと、『舞闘会』と銘打つだけあってアクションパートは結構あったんだけど、1.2回目は目の前で再現度抜群のキャラが動いてるってだけで感動と興奮も手伝い勢いで見れたもののそれ以降はちょっと長いなー・・・と思えてしまいました。複数回入れば飽きて当然じゃんって思うかもしれませんが、例えば戦隊ショーなんかは何度見ても飽きないわけ。これは技術レベルの話ではなく見せ方の問題だと思う。アクションが単調すぎなんだよね。メイリンのアクション→舞台を横切るシエルとセバス→フィニのアクション→舞台を横切るアバーラインとユウキ→バルドのアクションという流れなんだけど、それぞれはちゃんと原作キャラの持ち味通りに戦ってはいるんだけど結果として同じことを繰り返してるだけだからダレるんだよね。それに長い。三人それぞれに見せ場を与えるのはむしろ歓迎なんだけど、役者さんにそれを求めるのは技術面や体力面上酷な話なのかもしれませんが例えば3人で1曲を歌いながら戦うって形にすればスピード感やメリハリが出ただろうし、見ていてもっと楽しめたんじゃないかなと思う。わたしだけでなくあらゆる感想レポで(例えストーリー上不要だとしてもw)黒赤戦が良かったと書かれているように思うのですが、それって一番の理由は歌いながらだったから、だと思うのよね。曲に合わせて戦ってこその「舞闘会」だよなと。
演出家さんのブログに

今回の舞台は、演劇でもミュージカルでもなく、ショウやテーマパークとして作ることを決めたので

と書かれていたので温めアクションだったのは恐らく意図してのことだとは思うし、確かにテーマパークのキャラクターショーっぽいなーってのは印象として受けたけど、ただわたしが求めていたというか想像していた「舞闘会」はもっとハードでダークなものだったんだよね。全部が全部黒赤戦のクオリティを!とまではさすがに言いませんが(キャスト死ぬわw)、歌と動きの連動性はもうちょっと欲しかったな。


・・・とまぁ脚本と演出に関してはどちらかと言うと不満点の方が多かったんだけど、あれだけテンソン高い初見感想上げた時点で気がつかれたとは思いますがw、全力コスプレ(褒めてます!!)のキャストにそれを補って余りある魅力があったので、結果として満足度はかなり高かったです。外箱は思いっきりチープなんだけど、蓋開けてみたら中身はお宝だった!!って感じ。スカイシアターなんかもそうだし去年夢中になって通った某学園忍者アクション舞台もそうだったけど、どんなに周りがショボくても文句つけようがないキャラクターがそこに実在してくれていればそれで充分エンターテイメントとして成立するんだよなと改めて感じました。
何度も何度も書いてますがマジでタッくんグレルがすげーんだって!!植原卓也くんという人は誰もが認めるめちゃめちゃスタイルがいいクールイケメンなんだけど(まがおまがお!)、グレルのタッくんはクールオーラもイケメンオーラも皆無なのよ!どっからどう見ても間違いなくド変態のオカマなのよ!。初見感想でも書きましたがプロの仕事を見たと思った。個性の強い役って強ければ強いほど上手くやれば見返りが多いわけで、個性の塊であるグレル役ってのはそういう意味ではものすっごい美味しい役だと言えると思う。そしてその美味しい役を結果に結び付けられるかどうかってのは当たり前だけど役者次第なわけでさ、タッくんは見事に自分のモノにしてみせたと自信を持って断言できるわ。漫画原作ってのは見た人の数だけ理想の●●役があるわけで、見た人全員を満足させるってのは不可能だと思うのね。でもタッくんグレルはオタの贔屓目を抜きにして、相当満足させることが出来たんじゃないかな。自分の理想のグレルではないとしても、少なくとも“悪くはない”ってきっと見た人全員が思ったはず!。まずヘタレグレルとして舞踏会に呼ばれてないのにやって来るのね。これ間違いなく客席降りしてキャンディープレゼントさせるために無理やり作った出番だと思うんだけどw(初回は1階だけしか配らなかったんだけど2回目以降は毎回タッくんグレルと宮下くんキリトが2階まで行ってました。きっとアンケ内容を即反映したんだと思う。オタ舞台においてこういう努力ってとても大切だよね)、ヘタレグレル状態でも出るとは思ってなかったから初回はすごく驚いたし、赤グレルはそれなりに嵌るとは思ってたけどヘタレグレルもほんと原作のまんまでタッくんすげええええええええ!って毎回感心しきりでした。てか客席降りるじゃん?そしたらオタどもが飴ちゃんちょうだい(ブヒブヒ)ってもう群がるようにして手をだすわけですよw。でもタッくんは2階まで飴を配りに行く役を担っているのでその要求を振り切らなければならないわけです。そこでタッくんは両手で顔を覆うようにして「キャー><恥ずかしいっ><」って感じでぺこぺこしながら2階に向かうんだけどね、これがもうめちゃめちゃ可愛いの!!しかも可愛いだけじゃなく顔に当てる手つきがまさにグレル!!!って感じなのよ。ヘタレグレルまでここまでキッチリ魅せてくれたのには感激したわー。そんでもって赤グレルはほんっっっっっっとに神レベルだからね!100%ストーリーに不要な黒赤戦だけどwこれはわたしのオタ舞台観劇史上ベストとまではいわずとも確実にベスト5に入るトキメキと興奮と感動だったわ!!。わたしタッくんがここまでガッツリ歌うのって初めて見たと思うんだけど、タッくんの歌声(歌い方)とても好きです。てか声質こそ違うものの、あのね・・・あのねのね・・・・・・内ピロキに似てね?????・・・って恐らくこれを読んでくれているイケメン俳優オタ及びもしかしたらいるかもしれない原作オタの方々にはピロキの歌声といわれても思い浮かばないどころか誰それ?ってな話だろうし逆もまた然りだろうから、似てるうううううううううう><やっぱりナイス顎は歌い方も似ちゃうのねえええええええええ><って一人でジタバタするだけで共感は求めませんw。グレルが振り回すデスサイズという名のチェーンソーをセバスが華麗にかわす場面は動きがスローモーションになるんだけど、そこ曲にもアクセントがついててライティングと相まってほんっとにカッコよかったんだよーう!うわーんなんかもう思い出したら泣きそうになってきたー!見たい見たいもう一回(いやあと100回)見たいよおおおおおDVD発売が12月だなんて頭おかしいんじゃないのおおおおお!?。グレルは大好きだけどでもアレだし(笑)正直こういうのって役者オタとしては微妙な気分なんだけど・・・タッくんグレルははまり役だった・・・と思う。ほんと認めるのは心が痛むんだけどw。全然イケメンじゃないタッくんに金払うことがこんなに嬉しいだなんてねー(笑)。

このままだと延々とタッくんグレルの感想を書き連ねてしまいそうなのでここいらへんにしておくとして、他のキャストの感想も軽く書いておこう。
まずは奨悟のシエル坊ちゃまでございます。これは良くも悪くも予想どおりの期待通りでそれ以上でも以下でもないって感じでした。文句なしに生意気だし可愛いし2時間の舞台で4度もお召し替えがある衣装はどれも完璧なる着こなしっぷりで、特にラストの黒ハット+黒マントは毛の生えてない少年*1 には全く興味がない、つまりショタ度ゼロのわたしですら全力ハウーーーーーーーーーーーーーーーーン><でございました。一緒に観劇した妹さんなんて犬!?あんた犬なの!?!?って勢いでリアルにショゴたんにハァハァしてたしwww。もし再演があったとしてもきっと奨悟はいくばくかの肉体的成長を遂げているだろうからそういう意味ではもう二度とこのシエルを拝むことはできないわけで、まさに奇跡の瞬間だったと思います。めっちゃめちゃ可愛かった。ただね、リョーマと大差ないよね(笑)って感じだけどw。

龍弥くんの劉と和泉宗兵くんの葬儀屋も良かった。初見の感想でも書きましたが、アニメの声が好き(というか声優さんが好き)なわたしとしてはちょっと声違うよね・・・と思ってしまうわけですが、どちらの役も比較的特長を掴みやすい役とはいえセリフの言い回しは完璧と言っていいレベルでした。あと劉は舞台中ずーっと目を閉じてたのね!ほんとに閉じてたら動けないだろうから薄目だったんだろうけどw、某テニス舞台の某黄色の王者チームの某参謀の人はパッチリお目目開いた状態でやってたことを思うと、これはかなり好印象でした。笑いにおいては“忘年会の眠れる獅子”と劇中で自称する劉は楽公演でついに葬儀屋の「極上の笑いをおくれ」の場面に呼び込まれて温泉にあるような手桶を片手に「オッケー★」ってそのまんまじゃんwwwというネタを披露し客を失笑させまくったんだけどw、そこでテレたり悔しがったりすることなく劉の飄々さを保ったままで“なんで?これ面白いよねぇ?”って感じでキョトンとしてたし、楽の挨拶も「あしたは何時入りだっけ?(といいながらキャストを見回す)・・・え?今日で終わりなの?へぇー、そうなんだー」ってキッチリキャラを保った挨拶だったし、基本はモデルさんだってのにこの人出来るっ!!と思いました。


セバス役の松下くんはセバス衣装での写真販売ナシ(そのくせ会場で発売してるオリジナルグッズのサインには『セバスチャン』という文字入り)にアフターイベ一切不参加と舞台の上以外のところでいろいろとモニョる展開があったんでそこが残念だったけど、舞台上に限ってはこのいろいろと面倒くさい役をよく務めあげたなと思います。歌はどんどんよくなるのに反比例してアクションとお辞儀や立ち姿はどんどん崩れていった気はしなくもないですがw、悪くなかったと思う。ていうか股間が・・・・・・この舞台の上演期間中わたしの口から「セバスの股間」という言葉が何十回出たことでしょう(笑)。
つーかセバスの人は楽の挨拶が酷かったwwwww。まず2回目のカテコで幕が上がったら原作みたいに鹿の被り物しててwwwリアル鹿執事にオタ大喝采だったんだけどw、3回目のカテコでメインキャスト挨拶の締めがセバスだったんだけどね、口開いたらバリバリの関西弁なのねwwwww。まず「くろしつじ」が言えないでしょw。そんで「この話を頂きまして、僕はあまり漫画を読まないんですがこれは読んだら素晴らしくて、言うたらねぇ、すごい売れてるじゃないですか。だからプレッシャーでしたね」みたいなことを話したんだけど、あのニュアンスを文字で伝えるのはちょっと無理なんだけどwめちゃめちゃ関西イントネーションなのね。ちょwwwwwセバスなのに関西弁ってwwwwwって客席からなんとも言えない笑いが出るわけですよw。で、自分は何で客が笑ってるか全く分かってなくて「ん?何で笑ってるんですか?」って聞くんだけどそれもまた関西イントネーションなのねw。ほんとに分かってないのw。で、バルドやフィニに「泣くな!泣くな!」とか煽られて両手で顔覆って泣き真似しだすしwww(つーか松下くん以外の出演者も何で客が笑ってんのか分かってなかったっぽいw。きっと稽古からある程度の時間を一緒に過ごしたことで慣れちゃってんだろうね。でもタッくんはアレなんで客が笑ってんのか分かってたと思うわw。なんかニヤニヤしてたしw、松下くんの泣き真似にも続いて片手で涙抑えるフリしてたしw)もうほんと酷いwww夢ぶち壊しw。これ見せられた(聞かされた)後だとイメージ戦略だかなんだか知らんけどアフターイベに参加しなかったのは正解かもしれないとすら思ったわw。わたしコレでちょっと好きになったしギャップ萌えという意味ではアリだけどねw、確実にセバスのイメージ壊れるわ(笑)。
そういや奨悟も関西人なのにこういう挨拶の場ではほとんど関西弁が出ないことを思うとアミューズの教育はさすがですね!って感じだわw。タッくんの関西弁はそれこそギャップ萌え方言萌えのお手本だからいいんDEATH★。
でも最後はビシっと「ファントムハイヴ家の執事たるもの、このくらい出来なくてどうします。紳士淑女の皆様、本日はお越しくださいましてまことに有難うございました」で締めてました!。

そんなセバスの人にタッくんグレルはカテコの間中絡みまくってましたw。最初はいつものようにセバスちゃんの肩に肘を乗せてもたれかかろうとするグレル→邪慳に振り払うセバス→もうセバスちゃんったらイジワル><って顔するグレル で、2回目が鹿執事でしょw(あまりのインパクトにこの時ばかりは鹿執事しか目に入らなかったw)。3回目は幕が上がったらセバスちゃんの身体にあの長い両手両足でしがみつくようにして迫り、4回目は逆にセバスがグレルを背後から抱きしめるようにしてて!!!!!!!タッくんグレルはもんのすごいキャーーーーっv(≧∇≦)v幸せDEATH★ヾ(≧∇≦*)/って顔+両手グレルポーズしてたwwwww。そんでもうこの時点でわたし絶頂だったのにね、一番最後に幕が下りるときにセバスを間に挟んでショーゴシエルとタッくんグレルがファイティンし始めたのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!お前ら俺を殺す気かあああああああああああああああああああああああっ!!!って本気で思った。死ぬかと思った。セバスがグレルを抱きしめたからシエルが両手をグーにしてパンチしようとするんだよ?そんでグレルもあんたやる気?って感じの不敵な笑みを浮かべながらファイティングポーズするんだよ?そんでそんでシエルがこいつー!ってパンチ出してグレルがキャッ><こわーいセバスちゃーん><って更にシエルの嫉妬を煽ろうとセバスに触るのよ!そしてそんな二人の間で棒立ちしてるセバスなのよwwwwwwwww思い出すだけで汗噴き出るっつの!w。
あ、奨悟とルイルイとタッくんの挨拶書くの忘れてた^^。
ルイルイは「僕は(舞台上で)寝てることが多くて、アクションもダンスも出来なかったので・・・参加したかったです!浅沼さーーーーーん!」と会場の後ろにいたであろう演出家へメッセージw。
奨悟は「稽古から役が段々つかめるようになって、僕はシエルが大好きになりました。今では親友だと思ってます!」とキャワキャワ笑顔で。
タッくんは一つ前の劉が舞台後方にいる藍猫に「藍猫は何かあるかい?」と振ったので(でも藍猫は藍猫だから喋りません)(メインキャストではないもののちゃーんと藍猫に振るとかやはり龍弥くんは出来る人だ)、藍猫を振り返って「もう(挨拶は)いいですか?僕に似て無口ですね」と笑いながら言い(モエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!)
「本日はありがとうございます。この格好で普通に喋るって・・・恥ずかしいですね(テレ笑い)。皆さん大好きDEATH★」
ピッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!タッくんグレルさいこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!

・・・でもね、タッくんはその後例によってボーっと虚空を見ながら人の挨拶を聞いてんだか聞いてないんだか分からない態度になったんだけどねw、なんたってグレルだからさぁ、その気だるい態度が店じまいした後のオカマバーの人みたいで大層面白かったです(笑)。


始まる前というか黒執事を舞台化するって聞いた瞬間からショゴたんのシエルは可愛いだろうけど絶対これ失敗するだろ・・・と思ってたし、お目当てキャストのコスプレ以外はほとんど期待せずに行ったのが良かったのでしょうか、かなり楽しめました。いや、かなりってのは過小表現だな。めちゃめちゃ楽しかったですw。漫画やゲーム原作の舞台化が流行ってるからって黒執事は無理だろってプゲラしてすいませんでしたっ><。チケットの売れ行きも相当良かったみたいだし幕が上がってからの評判も上々だったように感じたのでキャストもノッてたんじゃないかな?そういう勢いだったり熱だったりってのは客に伝わるし、客もまたその熱をキャストに返すことでいい感じに相乗効果が出たんじゃないかなと思います。わたしもう住めばいいんじゃないかな^^って言われるぐらいよくこの劇場に入るんだけど、こんなに劇場の空気が良かったのって初めてだものw。再演に関しては漏れ聞こえる話から判断するに難しいというか、少なくともこのまんまのキャストでの再演はなさそうな感じですが、まぁねぇ・・・今回成功したのは原作のアニメ化とかキャスト人気とかもろもろのタイミングが奇跡的に一致したからってのが大きいだろうから期間を置いての次公演も成功するかどうかってのは微妙な気もするのでなんとも言えないところではありますが、タッくんグレルは見れるもんなら是非ともまた見たいDEATH★。

*1:ショゴたんは生えてるだろうけどシエルは生えてないよね?って意味ですw